サウナ
こんにちは。
サウナいいですよね。
だって、デトックスになりますからね。
何度この会話をしたことか。
でも、実はデトックスにはならないと言われてるよな。と思って調べてみました。
サウナとデトックスの関係
サウナに入ると汗をたくさんかくから、デトックスに繋がるのだろうと思っている方も多いでしょう。
私もその一人です。
無論、これを調べるまでデトックス、デトックスと毎度ウキウキでサウナに入っていた人です。
残念ですね。
汗から排出される毒素はごく微量のため、サウナに入ってもデトックスにはならないという意見が挙がっているそうです。
ただ、サウナには汗をかく以外にも様々な作用があるようで、サウナによるデトックス効果を完全に否定することはできないとのこと。
主な作用としては以下の3点が挙げられています。
・体を温める
・ストレスが軽減する
・良質な睡眠に繋がる
デトックスに繋がっていなかったとしても、ストレスが軽減して、睡眠の質に繋がってくれるのであれば個人的にはサウナに入る意味アリと考えます。
サウナでの死者
いつだったか、サウナは交通事故より人が死んでいるらしい、と聞いたことがあります。
そこで調べてみると、日本ではサウナが原因になった死亡者数の正確な統計は取られていなかったのでエビデンスはありませんでしたが、サウナの本場フィンランドでは調べられていました。さすが。
フィンランドでは、国民の多くが週に2回程度サウナに入り、人口500万人に対してサウナが200万箇所もあるそうです。羨ましい。
1990年〜2002年にフィンランドでサウナ中に発生した死亡事故は、年間10万人あたり2人未満。
もし日本人全員がサウナに頻繁に入ると仮定すると、年間約2,000人がサウナが原因で死亡することに。
2021年の日本での交通事故の年間死亡者数は約2,500人なので、「サウナで死亡する確率は交通事故とほぼ同じ」と言えるかもしれないとのこと。
怖いですね。
また、冬になるとヒートショックが話題になりますよね。
最近ニュースにもなってましたし、改めてヒートショックについても調べてみました。
ヒートショック
ヒートショックとは、急激な温度変化が影響し、血圧や心拍数が大きくなるなど、↓のような変化が起こり、その時に体に悪影響が生じることだそうです。
・サウナ中と水風呂中に起こる身体の変化
サウナ(高温):血管拡張、血圧低下、発汗、脱水
水風呂(低温):血管収縮、血圧上昇、頻脈、徐脈
サウナと水風呂はセット。だから整うのだと思いますが、サウナルームで体を温めた後に、水風呂で急激に冷やす行為は危険が伴うとのこと。
水風呂の強烈な寒冷刺激によって、交感神経が反応し、血圧の急上昇や、頻脈になることがある。そして、寒冷刺激に長くさらされると脈が遅くなる徐脈が発生することもある、と。
なるほど。
調べれば調べるほど怖い。
なんとなくで、体を熱くしてからキンキンの水風呂に入るのって体に良いんだか悪いんだかとは思っていたのですが危険ですね。
サウナを楽しむための5つのポイント
ただ、正しい方法で入れば、上述したように良い効果もあるようなので下記のポイントを覚えておこう。
飲酒後は控える
体調が少しでも優れないと感じたら、利用を控える
休憩時間を作る
入る前や途中で水分を十分に補給する
高血圧や心臓・脳・血管・呼吸器などに疾患がある人はかかりつけ医に相談する
正直、サウナ行きたい欲が薄れてきました。
サウナ恐るべし。