アウトプットする自分にコミットすべし
あなたが500万の情報をテレビ、本、YouTube、ラジオなどメディアから情報をインプットした際、大量の知識がついたことで満足するでしょう。
昔に比べたら長年で蓄えていく知識を数倍早く手に入れるこの時代は、いきなりロトの剣を手に入れていることができる時代なのだ。
ただ、満足したその後で、自身の行動にコミットできていますか。
そのロトの剣は、家の壁に飾ったままではないですか?
特に仕事においてはその点がより重要となる。プレゼンを受けた側が、事象をよく理解したが、結局次のアクションをどうすれば良いかがわからないことで進捗が進まないということはよくあることです。
この記事はインプットを与える側の立場で書きますので、事前に了承ください。
満足だけで終わらせてはいけない
あなたが顧客とプロジェクトを共に推進していく立場にいるとした場合、
プロジェクトの進め方、あるべき姿を語り、ユーザの期待度がMAXまで上がったとしてもその時点で満足してはいけない。
登山ツアーで例えると、登山客へ登山の素晴らしさ、健康効果、日の出の綺麗さを理解してもらっても、登山の仕方、ルート、用意していただくものなどを明確に伝える必要ある。
したがって、顧客へ概要コンセプトしても結局自分が何をすべきなのかがわからない状態では非常にもったいないのだ。
行動指針を示すべし
ユーザは、あなたの説明を聞いて前向きに参加意欲を持ってくれているはずだ。
その参加意欲を飛躍させるために、あなたは、明示的に何をしてもらう必要があるのかを伝える必要がある。
登山なら、準備してもらう用具、どの山に登るか。どのルートを利用するかを決定してもらわなければならない。
あなたはあくまで登山を成功するためのアドバイザー、ガイドの立場であることを説明し、最終的な決定権は登山客にあるということを意識してもらおう。
ToDoはステップ方式で伝える
RPGを経験したことがある人ならわかると思うが、
ドラゴンクエストのような次にどの街へ、どのダンジョンへ行けばいいかが明確なゲームは親切だ。
一方、最近のオープンワールドゲームは、自由に何をしてもいいスタンスだ。とはいえ、それでも次のメインクエストは示されているし、プレイヤーもその枠で楽しむことが可能だ。
これと同じように、あなたは顧客に対して動いて欲しい場合、どのようなステップで動いて貰えば良いかをアドバイスすると良いでしょう。
顧客も時間に制約があるためビジネスとして余計な回り道をしている余裕はない。
最短距離で成功に導くために、アドバイスをしていく必要があるのだ。
依頼事項に期限を設けて定期的にウォッチすべし
さて、ユーザにも依頼を出して準備・作業をしてもらえることなった。
ただ一方で、あなたの依頼通りに動いてくれているかは不安は残る。
次の街に向かって欲しいと伝えたが、いきなり魔王城へ向かっていることも否定できないからだ。
そういったことを防ぐためにも、あなたが依頼したことが期待した通りに動いてくれているかは定期的に確認、足踏みをしていないかを確認する必要がある。
まとめ
今回は、プロジェクトを推進する上で、相手のニーズに応え、最終的に行動してもらう必要性について語りました。
満足だけで終わらせてはいけない
行動指針を示すべし
ToDoは、ステップ方式で伝える
依頼事項に期限を設けて定期的にウォッチすべし
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