れおちゃ

エンタメを独自の視点で語る、エディターならぬポエマー。 感情を揺さぶられるものに出逢ったら言葉にせずにはいられない。

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チョムスキーと言語の神秘

今日は、大学時代に受講した言語学の講義のことを思い出した。 ノーム・チョムスキーの理論に初めて触れたのは、あの時だった。人間は生まれながらにして文法を習得する能力を持っているという彼の主張 は、私にとって衝撃的だった。 奴隷が主人の言葉を習得する過程や、ピジン語を話す両親の子供たちが、自然に複雑な文法を持つクレオール語を話すようになるという話は、特に興味深かった。 これらは、チョムスキーの理論を裏付けるような、生きた証拠と言えるだろう。 一方、ヤンキー言葉のように、ボキャ

    • 東京藝大生と合理主義の狭間

      東京藝術大学のキャンパスを歩くと、そこには美術や音楽に命を捧げる若者たちがいる。彼らの中には、絵を描くことや音を奏でることに対する情熱が、私の想像を超えるほどに溢れている。そんな彼らの姿を見ていると、私は小学校の頃を思い出す。「ホント、お前って絵が下手だよな。」その言葉は、今でも耳に残っている。 私は、絵を描くのが本当に苦手だった。小学生の時、風景画の課題が出た。周りの友達がカラフルな自然の風景を描く中、私はキャンバスいっぱいをねずみ色で埋め尽くし、黒い格子模様を描いた。そ

      • 経済的自立と心の平穏

        両親との関係私は両親と関わることに苦手意識を抱いてしまう。その原因は、お金の問題と彼らが私の生活に干渉すること、特に母親の傲慢さである。 父は母を頼っており、文句を言うことができないと言っていたが、私は高校・大学の学費を自分で奨学金を利用して支払ってきた。 妹の学費もその奨学金から工面しているため私が負担していると言っても過言ではない。 経済的な自立現在私は、奨学金の返済も完了し、月々三万円という金額を家に送り続けている。けれど、この送金には、実は私の生活に両親からの意思を

        • 多摩美術大学 芸術祭2024

          多摩美術大学芸術祭への訪問 今日は三連休の最終日、私は多摩美術大学の学園祭に足を運びました。去年訪れたときの衝撃的・面白かった思い出が蘇り、今年も期待に胸を膨らませながらキャンパスに向かいました。 この学園祭のテーマは「Tamability」。キャンパス全体がこのユニークなテーマに染まり、創造性が溢れていました。 今年のテーマ「Tamability」 今あるものじゃはかれない いろとりどりなタマビのチカラ   それって...アビリティ? ううん、タマビリティ!

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          映画「ネアンデルタール人の秘密」

          「ネアンデルタール人の秘密」は、古代人類学の最新の発見と研究成果を紹介する魅力的なドキュメンタリーです。この作品は、長年謎に包まれていたネアンデルタール人の生活と文化に新たな光を当てています。 ドキュメンタリーの中心となるのは、イラクのシャニダール洞窟での発見です。ここで見つかった遺骨から、ネアンデルタール人の身体的特徴や社会構造、さらには彼らの死生観までもが明らかになりました。特に興味深いのは、彼らの埋葬習慣です。遺体の周りに花が置かれていたという発見は、ネアンデルタール

          映画「ネアンデルタール人の秘密」

          同窓会の影

          大学時代の友人たちから、同窓会への誘いが届く。懐かしさもありつつ、私はいつもそっと断ってしまう。別に彼らと喧嘩したわけでもない。ただ一人、どうしても顔を合わせたくない人がいるから。 それは同じ学部だったA。彼は陽気で社交的な性格で、クラスメイトからも人気者だった。私も最初は彼と仲良くしていた。しかし次第に、彼の言動に違和感を覚え始めるようになった。 Aは、私にだけ皮肉や嫌味を言うことが多かった。「それは違うんじゃない?」と否定されたり、「誰でもできるよ」と軽くあしらわれた

          映画レビュー「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」: 水木しげる原点回帰の衝撃と狂骨の影

          Amazon Primeで配信中の映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を鑑賞しました。 この作品は、水木しげる原作の妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の原点である鬼太郎誕生の謎に迫る長編アニメーションです。 舞台は昭和31年、戦後復興の最中。人間社会の闇と妖怪たちの世界が交錯する中で、鬼太郎誕生の秘密が紐解かれていきます。 この映画の最大の魅力は、なんといっても水木しげるの独特の世界観を忠実に再現していることです。 また、本作では狂骨が登場しますが、単なる妖怪ではなく、人間の業や欲望を具

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          シティーハンター:鈴木亮平が魅せる、日本版ジョン・ウィック

          Netflixで配信中の映画「シティーハンター」を鑑賞。まさに日本版ジョン・ウィックと呼ぶにふさわしい、アクション満載の作品だった。コミカルなシーンとシリアスなシーンが巧みに織り交ぜられ、観客を飽きさせない工夫に脱帽だ。 主人公・冴羽獠を演じるのは鈴木亮平。コミカルなシーンでは軽妙洒脱な演技で笑わせ、シリアスなシーンでは一転して迫真の演技を見せる。アクションシーンも切れ味抜群で、特にクライマックスシーンの戦闘は圧巻の一言だ。鈴木亮平はまさにこの役のために生まれてきたような存

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          劇団MCR新作舞台「前髪(あなたに全て捧げるけど前髪には触るな)」:ジェットコースターのような展開と見事な演技で魅せるエンターテイメント作品

          GW3日目、私は劇団MCRの新作舞台「前髪(あなたに全て捧げるけど前髪には触るな)」を鑑賞しました。これが劇団MCR初観劇だったのですが、その予想を遥かに超える面白さにすっかり魅了されてしまいました。 コミカルとシリアスの絶妙なバランス 舞台は、常日頃からモラハラを受けている彼女の海里と海里の友達のみのりが海里の彼氏(ヤスくん:ビッグサイズ)を殺害し、密かにその罪を隠すところから始まります。しかし、その死体を運んでいる最中、ひょんな事故で遭遇してしまう謎のヤクザが現れ、二

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          多摩美術大学芸術祭2023

          2023/11/03-05の3日間、多摩美術大学(以降多摩美)による芸術祭が行われている。 この芸術祭は、多摩美の学生が自分たちの作品を一般に公開するとともに、フリーマーケットやワークショップなどを通して、芸術と社会との交流を深めることを目的としている。 私は最近、ブルーピリオドやカクカクシカジカなど美大をテーマにした漫画やアニメを見ていたため、美大そのものに興味があった。 そこで、2日目に多摩美を訪れることにした。 多摩美は、八王子駅からバスに乗り継いで訪れることが可能だ。

          多摩美術大学芸術祭2023

          【小学生向け解説】ビッグモーター不正事件

          ビッグモーターという会社は、中古車を売ったり、事故で壊れた車を直したりする会社です。 車を直すときには、保険会社からお金をもらっています。 保険会社は、車がどれだけ壊れているかによって、お金の額を決めています。 ビッグモーターは、お金をもっともらうために、悪いことをしました。 事故で壊れた車にわざと傷をつけたり、交換しなくてもいい部品を交換したりして、修理費用を高く見せかけました。 そして、保険会社にその高い修理費用を払わせました。 これは、保険金を水増し請求すると言います

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          プリゴジン氏、ウクライナ紛争の解決に影響力を持てるか

          ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏が、ロシア軍との対立を表明し、武装蜂起を宣言したことで、ウクライナ紛争の行方に新たな変化が起こる可能性がある。プリゴジン氏は、プーチン大統領に近い実業家で、「プーチンの料理人」とも呼ばれているが、ウクライナやシリア、リビアなど世界各地の紛争地域に雇い兵を送ってきたことで知られている。しかし、ウクライナ侵攻での功績を巡って正規軍と対立し、プーチン氏からも指弾されたことで孤立していた。 プリゴジン氏は、ウクライナ

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          ジブリの息子に生まれて 宮崎吾朗が歩んだ葛藤と受難の道

          宮崎吾朗は、日本を代表するアニメーション作家である宮崎駿の息子として生まれた。しかし、父の仕事に興味を持たず、ランドスケープアーキテクトとして活躍していた。それが変わったのは、父からジブリ美術館の設計を依頼されたときだった。そこから、宮崎吾朗はアニメーションの世界に足を踏み入れることになるが、それは父との激しい葛藤と受難の道でもあった。 宮崎吾朗は、2006年に初監督作品『ゲド戦記』を発表したが、原作ファンや映画評論家から酷評された。父も「吾朗はアニメーターではない」と言っ

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          ロマサガRSでフリークエストモードに挑戦中!

          ロマサガRSでフリークエストモードに挑戦中! こんにちは、ロマサガRSのプレイヤーレオチャです。今回は、6月2日から開催されているフリークエストモードについて、私のプレイ日記を書いてみたいと思います。 フリークエストモードとは? フリークエストモードとは、ロマサガRSの新しいイベントです¹。24ステージからなるクエストを自由に選んでプレイできます。ステージにはそれぞれ条件や報酬が設定されており、条件を満たすと報酬を獲得できます。また、全ステージをクリアすると、なんと3,

          ロマサガRSでフリークエストモードに挑戦中!

          GARMINのレコメンドランでペースアップに成功!でも肩が痛い…VO2MAXも上昇!

          6月4日、GARMINのランニングウォッチに従って4.8kmのランニングを行った。予定ペースは6:50/kmだったが、実際は6:23/kmで走り切った。30:38のタイムでゴールした。予定よりも早く走れたことは嬉しかったが、途中で息切れしたり、足が重くなったりした。ランニング中はスマホをリュックに入れてYouTubeを聴きながら走っていたが、それが原因で肩が凝ってしまったようだ。特に右肩から首筋にかけて痛みがある。寝る前にアンメルツヨコヨコを塗って緩和しようと思う。 ランニン

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          【スターダム】世代闘争の火蓋が切られる!鈴季すずがスターダム四天王に挑戦状、詩美は不満爆発

          スターダムは6月4日、後楽園ホールで『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』を開催。メインイベントでは、鈴季すずが仕掛けた世代闘争の火蓋が切られ、スターダム四天王(朱里、岩谷麻優、中野たむ、ジュリア)と鈴季組(鈴季すず、舞華、上谷沙耶、林下詩美)が激突した。 試合は30分時間切れ引き分けに終わったが、その内容はまさに世代闘争の名にふさわしいものだった。序盤からジュリアと鈴季が激しい視殺戦を展開し、その後も各選手が技のかわし合いやエルボー合戦などで火花を散

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