【ボーンアルティメイタム】〜アクション映画に必要なものとは〜
恋人を殺され、組織への反撃に転じる3作目
自分は何者なのか、裏幕は誰なのか真実を追い求める姿を極上のアクションで描く。と思いきゃ。
マッドデイモンのアクションは、相変わらず見応えがある。
ジェイソンが敵を翻弄している姿も映画として爽快感がある。
ただストーリーは、原作に忠実なのか、期待はずれという一言に尽きる。
「この作戦にはお前自身が志願してきたんだ。ジェイソン‼︎」
ジェイソンが自身の過去を追い求めるのがシリーズ通してのテーマだったが、結局オチがそれかい‼︎という。
スパイ映画と言えば、味方だと思っていた人が裏切りだったりするものだが、今回ジェイソンにつくバディ役ニッキーの存在感の無さ。
黒髪に染めて脱出するが特に見せ場があるわけでもない。
パメラも私は汚れ役をしたくない‼︎といいCIAを裏切る。
いやでもパメラを現場に送り込んだのは長官じゃなかったっけ?ボスが見る目なさすぎ。
あと、ジェイソンも黙々と資料を手に入れればいいものの、わざわざ敵に電話をかけてネタバレ後自らピンチに陥りカーチェイスしちゃうという。
アクション映画にはバディが必要!
観客を驚かせるサプライズが無ければ三流映画になる!
アクション⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ストーリー⭐️⭐️
鑑賞後の爽快感⭐️⭐️⭐️
演者への没入感⭐️⭐️