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魔法使いを待つのはもうやめた

ずっと気になっていた、ある呼吸法レッスンがあった。
日本記録保持者が直々に教えてくれる
「秘伝の呼吸法」だという。

なぜあの人はその記録を達成できたのか?
どうしてそんなことができたのか?

…あぁ、知りたい。

申込んだものの、参加当日を迎え
「行くの面倒だ!」が発動した。
いや、むしろ行くのが少し怖い気すらしてきた。行かずに「まあ、体験しなくても」と思ってる自分がいた。


でも、私は行った。
現場に足を踏み入れた瞬間、面倒だとか言ってたのがウソのように、全てが驚きの連続だった。


呼吸が変われば、体幹も変わる?

レッスンで、私は自分の「体幹」が他の参加者に比べてどれだけ頼りないか、嫌というほど突きつけられた。
「こんなにダメだったのか、私の体幹…」
うん、がっかり。
きっと、つよつよ体幹ではない良さが私にはあるんだろう
と、都合よく解釈した。


しかし、ある秘儀を習ったあとに私は気づいた!
「私の体幹、ポテンシャル出し惜しみしてたんか!?もっとはよ!出せ」と

それは呼吸と動作を組み合わせた秘儀
しかも、たったの3分

可愛いデショ♡と、か弱さをよそおいグラグラしていた体が、まるで柱が通ったかのように安定した。
なんだこれ、効いてるのか?
なにがどこに効いてるのか、さっぱり分からんけど今なら「トリャー!」と瓦も10枚くらい割れそうだ。
それは言い過ぎだけど、それほどまでに衝撃の変化!!!


王子様を待つだけじゃダメだった


レッスンが終わった後、思った。
「またやりたい!」って。いや、むしろ、自分から「これやってみたいんですけど、また開催してください」ってお願いすればよかった。
誘われるのを待っているだけじゃ、王子様は来ないってことだ。魔法をかけてくれる魔女も待ってるだけじゃ現れないんだ。


そして今、気づいたことがある
普段、考えすぎて悩んでしまうことって多いけど、「呼吸法レッスンに参加する」なんて単純な行動が、自分にとってすごく大事なものだったかもしれないと思った。 

「なんか気になる」
「やりたいかも?」

って気持ちがあるなら、素直に試してみる。それでいいのかもしれない。

というわけで、魔法使いを待っている人に言いたい。

「待ってたって、魔法はかからない。かけるのは、あなた次第だ」

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