鬱の始まりから現在まで①
鬱歴14年オーバーになりました鬱病は回復したと思ってもぶり返します
私の鬱になるまでの経緯は都会から田舎に引っ越した事にも原因があると思ってます
団地住まいから夢の一戸建てに引っ越したのですが引っ越した先は“ド”が付く程の田舎でバス停までは徒歩20分程かかりました1時間に1本あれば良いです全く無い時間帯もありますTVでやってる“バスサンドの旅”のようでした
電車だって1時間に1~2本です、駅前には店など無く初めて駅を見た時は泣きました
当時4歳と2歳の子供達が病気になれば車で病院まで行かなくてはならず、ペーパードライバーだった私は必死に車に慣れるしかなくてはならず目的地に着けても帰りは道に迷い(当時はナビなど無く)当たりは真っ暗になると田舎なので目印が無く迷いに迷って途方に暮れた事があります
何故こんな田舎に引っ越したかと言うと元旦那の上司が郊外に家を買ったとの事で見に来ないかと誘われたとか?!
上司の家の近くに引っ越すのは私は嫌でしたが都会生まれの元旦那は田舎暮らしに憧れてた事もありこんな所に住みたいと思ったのです、結局押し切られた感じで引っ越す事になりました
団地の仲良しママ友とサヨナラは悲しかったな、、、幼かった子供は明日には帰って来ると思ってたのか?「バイバイまたねー」と
引っ越した当日から地獄が始まりました上司の奥様からの差し入れ攻撃です寿司から始まりパンや飲み物、、、何でこんなに?と思う程の差し入れですがお返しはどうしたら良いか困りました
徐々に減っていきましたが、チョット車で出掛けたら「どこに行って来たの?」とチェックが入る日々が始まりました
牛乳1本買うにも車で行かなくてはならないので“牛乳を買いに”と言うと「言ってよーウチにあったのに!」と言われる始末でした
図々しく牛乳を借りにいける程メンタルが強くない私には無理でした
そんなこんな日々が続きストレスで胃潰瘍の繰り返しでした
唯一の気晴らしは車で10分程で行ける海でしたその当時は海を見るとスッキリしました
田舎暮らしが10年経過した頃から偏頭痛が酷くなり吐き気や寝込む日もありその頃から予兆が始まってたのでしょう
子供が小学校に行くようになりパートで働くようになってたのですが、パートに行く車の中で何故か涙が自然と出るようになり車のまま電柱に突っ込んでしまいたくなる事もありました
ある日から
朝早く寂寥感と共に目覚めるようになり過呼吸に苦しめられ当時の記憶は曖昧ですがとにかく家の中をウロウロしたり閉塞感で外に飛び出たり苦しくて這いつくばってたのは記憶にあります
精神科に行き薬も処方されましたがなかなか自分にあった薬が無く副作用で身体がバラバラになりそうになったりした事もありました
当時、唯一食べられた物はメロンパンでした1日1個のメロンパンで生きてました
今はメロンパンを見ると当時を思い出して苦しくなり食べることが出来なくなりました
快方に
向かって行ったのは良い精神科だと聞いた病院に転院した事です、そこでは主治医が沢山飲んでる薬を整理して減らしてくれた上で処方を変えて「2週間は薬が効くまでかかるから我慢してください」との事で祈る気持ちで我慢してました
当時、子供達は中学生と小学生でしたが私は2人の面倒をどうやって見ていたのか記憶に無いのですが子供達に聞くと「学校にちゃんと行ってたからご飯は作ってくてたと思う」とか「お風呂に入らないお母さんは臭かった」と、、、そうなんですお風呂に入るのが億劫でした髪はボサボサベタベタで歯も磨かず廃人化してましたが、子供の世話だけは必死にやっていたのです
気持ちとしては死にたい日々でしたが“子供達の為に死ぬ訳には”と呪文のように頭で唱えてました
薬が効き始めてからの事は次にでも