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#31 サンクトペテルブルク 後編 【ロシア横断の旅】
こんにちは。leoです。
ロシア横断の旅
前回、サンクトペテルブルクを散策した記録を投稿しました。
今回はサンクトペテルブルク後編から北極圏最大都市ムルマンスク到着までを書いていきます。
カザン聖堂
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カザン大聖堂(カザンの聖母大聖堂)は、サンクトペテルブルクの中心に位置するロシア正教の象徴で、美しく壮大な世界遺産です。1801年に建設が始まり約10年で完成した大聖堂は、アイルランド留学時代の旅行で訪れた、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂からインスパイアを受けています。
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ロシアとヨーロッパのスタイルが融合していて、96本の柱を持つコロネード(水平の梁を用いた列柱のある回廊)を特徴としています。
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大聖堂の周りには貴族の仮装をした二人組がいて、観光客に「一緒に写真を撮ろう」と話しかけていました。私は遠くから二人を見ていたのですが、無料と勘違いした観光客は、二人からお金を請求されてトラブルになっていました。私は観光地で話しかけてくる現地の人は基本怪しいと思っています。
昼ご飯
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17時頃、お腹が空いたので、この旅2回目のケンタッキーに入りました。遅めの昼ごはんというか早めの夜ご飯でしたが、かなり腹が減っていたのでセットとチキンを注文しました(476R:726円)。
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日本では見たことのない、ベリー系のホットドリンクがありました。寒い中歩き回ってた身体に染み渡りました。バーガーとポテト、チキン3本とかなりの量ですが、すぐに食べ切ってしまいました。旅行中、手軽に食べられるファストフードは重宝します。
マリインスキー劇場
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サンクトペテルブルクの最後は、マリインスキー劇場でオペラ鑑賞をしました。ロシア旅行をきっかけに新しい経験をしようと思い、日本では見ないであろうオペラやバレエを調べたところ、「カルメン」というオペラが公演していました。
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「カルメン」は1820年頃のスペインのセビリアを舞台に、 煙草工場で働く魅惑的なカルメンと竜騎兵のドン・ホセの運命的な恋をテーマにしています。 ホセにはミカエラという許嫁がいたにもかかわらず、美しいカルメンの挑発に惑わされて破滅への道をたどるストーリーです。
ロシア語を理解できない私がオペラを楽しむには、事前にストーリーを理解する必要があると思い、シベリア鉄道乗車時から上記のあらすじをインプットしていました。
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マリインスキー劇場はモスクワのボリショイ劇場よりも古く、1783年にオペラとバレエの専用劇場として創立され、世界遺産にも登録されています。内装はとても豪華な内装で宮殿の中のような感じでした。マリインスキー劇場には3つの会場があり、今回の公演が行われたのは「マリインスキー2」という1番新しい会場でした。
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私の座席は1階席の後方でした。一般的な劇場と同様、ステージに近いほどチケットの金額は上がるシステムで、私の席は3,000R(4,560円)でした。後方からでもステージをしっかりと見ることができました。
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19:30に上演開始で2~3回幕間の休憩があり、オペラが終わったのは23時を過ぎていました。あらすじを予習していたものの、流石に全編ロシア語で3時間以上鑑賞するのは私にはハードでした。それでも、役者の演技、舞台の音楽や演出など、言語以外のノンバーバルの部分を楽しむことができました。ロシア旅行から5年近く経っていますが、2回目のオペラ鑑賞はしてないです。日本語で楽しめるオペラでリベンジしてみたいです。
オペラ終了後、劇場からホテルまでは離れていたので、ホテル近くまでバスに乗って帰りました(50R:76円)。バスを使った記録はあるのですが、どのように乗車したかは記憶がないです。
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翌日は移動で朝が早かったので、ホテル近くのコンビニで夜ご飯を購入しました(441R:672円)。クワス(KBAC)という飲み物は、黒パンを発酵させて作られた炭酸飲料です。好き嫌いが分かれる味で、私は好きではなかったです。チルドの寿司は人生史上一番で美味しくなかったです。わさびもガリも日本のモノとは全く異なり、醤油だけ美味しく感じました。紙パックの牛乳は普通の牛乳でした。お口直しとして活躍してくれました。
次の目的地へ
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翌日、ホテルをチェックアウトし、ラドシュスキー駅に向かいました。朝食は駅で見つけた売店でピザとソーセージパンを買いました(170R:259R)。前夜のご飯に満足していなかったせいか、ガッツリと食べました。
2度目の寝台列車
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次の目的地は北極圏最大の都市ムルマンスクです。ムルマンスクまでは、モスクワ出発でサンクトペテルブルクを経由する電車が通っていることから、今回も電車で向かいました。所要時間は約14時間のため、1泊2日の寝台列車になります。シベリア鉄道の時と同じくロシア国鉄のHPから事前に乗車券を購入しました(5,663R:8,608円)。
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シベリア鉄道の時は個室の4人部屋でしたが、今回は1泊だけなので車両内に壁がない開放寝台に乗車してみました。席も前回は上段だったので、今回は下段を選んでみました。トイレと洗面台はそれなりで特に問題はなかったです。
車内の過ごし方
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車内では基本的にシベリア鉄道と同じように過ごしていました。車両には給湯器があるので、シベリア鉄道用に多めに持参していたインスタントの食品を自席で食べていました。前日のコンビニで購入した黒パンはボソボソしていて、少し酸味があり自分には合わなかったです。コンビニで購入したものは牛乳以外ハズレでした。
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長時間停車する駅のホームには売り子がいて色々買うことができます。50R(76円)で買ったパンは、酸味のあるヨーグルトのようなものが載っていて美味しかったです。
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食事以外もシベリア鉄道と同じようにダウンロードした動画を見たり、音楽を聴きながら車窓を見たりしていました。前回と異なる点は、近くの席の人とあまりコミュニケーションを取らなかったことです。より開放的な座席だからか、みんなが自由に過ごしていた感じがありました。夜ご飯はシベリア鉄道でもらったサラミが余っていたので、インスタント麺にトッピングして豪華に食べました。
翌日
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翌日、起きたら3分の2を過ぎた辺りまで進んでいました。この辺は大雪原の景色がしばらく続いていて、のんびりとした時間を過ごせました。朝ご飯は売り子から買ったシンプルなソーセージパンを食べました(50R:76円)。シベリア鉄道から続いて、売り子から買ったものは基本美味しかったです。
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シベリア鉄道7泊8日と比較すると、1泊2日の寝台列車はかなりあっという間でした。自席の近くに2匹の犬がいたので時々癒されていました。このような自由な空間も開放寝台感があって楽しかったです。
終点到着
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定刻通りにムルマンスク駅に到着しました。ここは世界最北端の鉄道駅として有名です。アイルランド留学時代、ポルトガルにあるヨーロッパ大陸最西端のロカ岬を訪れました。私は「〜で最も〜」というキャッチコピーが好きなので、今回の旅程を組む際にムルマンスクを見つけ、必ず行こうと決めていました。「世界最北の鉄道駅なら鉄道で行くべき」と思い、時間をかけてでも寝台列車で辿り着きました。
次回は、ムルマンスクの様子を投稿します。
今回の支出
ケンタッキー:476R(726円)
オペラ:3,000R(4,560円)
バス:50R(76円)
コンビニ:441R(672円)
朝食:170R(259円)
電車:5,663R(8,608円)
パン:50R(76円)
ソーセージパン:50R(76円)
合計 9,900R(15,053円) ※レート 1R = 1.52円
ロシアでの合計 54,766R(87,136円)
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