#18 アイルランド Part2
こんにちは。leoです。
前回、留学中のアイルランド各地を訪れた思い出を書きましたが、9月の内容だけで沢山になってしまったので、今回は続きを書いていきます。
10月に入ると、クラスメイトの国籍も多様になり、イタリア人とブラジル人のカップルやスペイン人の友だちと仲良くなりました。彼らが入学してきた週のアクティビティがボウリングだったので、みんなで出かけて親睦を深めました。ボウリングのおかげで、その後も頻繁に一緒に出かけることができたので良いきっかけとなりました。ちなみに、日本は他の国よりもボウリングが身近なのか、周りの日本人のスコアが全体的に高かったです。
翌週のアクティビティでは、ダブリンからバスで1時間弱ほどで到着する港町ホースに向かいました。現地まで連れてってくれて、簡単な案内をされた後は自由行動という流れだったので、クラスメイトたちとハイキングしていました。海沿いの街なのでアイリッシュ海を望める岬の高台に行ったりと自然を堪能していました。
イギリス名物として有名なフィッシュ&チップスですが、アイルランドでも割とどこでも食べられます。特にホースは港町なので魚が獲れるのか、海鮮料理店が多かったり、フィッシュ&チップスを大々的に打ち出していました。
週末のお出かけについて多く書いてきましたが、平日は午前or午後の一方だけが学校の授業なので、自由時間が結構ありました。そんな自由時間を埋めようと、留学生活が1ヶ月経過する頃には大学併設のジムに通い始めました。日本にいる時からジム通いが趣味だったので、ずっと行きたいと思っていました。いくつか利用プランがあり半年間のプランでひと月3,000〜4,000円ほどでそんなに高くないので、迷わず契約し、利用していました。授業前や後に頻繁に行っていて、クラスの友だちとも一緒に筋トレしていました。
他にも、放課後には大学併設のパブや市街地に行って、友だちと飲みに行ったりもしていました。黒ビールで有名なギネスビールはアイルランド生まれです。日本のビールとは違って、クリーミーで濃厚な味わいは周りでも好き嫌いが分かれていましたが、私は好きでした。ギネス・ストアハウスという、醸造工程を見学して、屋上にあるバーで試飲を楽しめる施設がダブリンにあるのですが、私は留学期間中に行けなかったので後悔しています。
テンプルバーはダブリンで有名な観光地の一つです。テンプルバーは上の写真のパブが集まるエリアの名前でもあり、写真右のパブの名前でもあります。テンプル騎士団の子孫である、ウィリアム・テンプルから名前がつけられ、息子のジョン・テンプルがさらに敷地を広げていったことがテンプルバーの発展に繋がったそうです。
そんなテンプルバーにはハロウィン当日に行き、アイルランドのハロウィンの盛り上がりを見に行きました。2016年のハロウィン当日は月曜日で、その直前の週末はドイツ旅行をしていて、ドイツでもとても盛り上がっていました。学校終わりに友だちと仮装の準備をして向かいました。写真に沢山の人が写っていますが、現地の人たちも多く、仮装している人も多くいて、かなり賑やかでした。その場にいる人と写真を撮ったりと、数年前から話題になっている渋谷のような盛り上がりが、8年前のアイルランドでもありました。
ハロウィンを楽しんだ後はテンプルバーのアイルランド料理レストランで夜ご飯を食べました。上の写真中央にある料理は、上にマッシュポテトが乗っていて、イギリスの伝統的料理「コテージパイ」のような見た目ですが、中はギネスビールを使って煮込んだゴロっとした牛肉が入ったシチューで、アイルランド風にされていました。このシチューがとても美味しく、ホストマザーがたまに似たようなものを作ってくれたのですが、私のお気に入り料理の一つでした。
10月半ばあたりから学校のアクティビティの内容が一周してきたので、国外旅行に行き始めるなど週末の予定を自分でアレンジするようになりました。
ある週末には韓国人クラスメイトのホームパーティに参加して、彼が韓国料理を振る舞ってくれました。中華料理のお店は市街地に割とあるのですが、韓国料理は当時あんまりなかったので、キムチやトッポギ、辛ラーメンなどを食べましたが、少し懐かしさを感じました。
留学中、両親と連絡をとっていて、仕送りを送ってもらう流れになりました。わかめラーメンとココナッツサブレは私のリクエストでそれ以外はセンスで送ってもらいました。留学の荷物にもいくつか日本のお菓子やインスタントの味噌汁などを入れており、昼ごはんとして食べることもありました。長期間留学していると、現地の食だけでは飽きてしまうので、私含め周りの日本人もたまに日本のものを食べては、食生活に癒しを求めていました。前回、海外で食べる日本食について書きましたが、下手な日本食を食べるよりも、お菓子やインスタントの方が日本を回想できます。イタリア人とブラジル人の友だちにハイチュウをあげたら、その食感に驚いてかなり気に入ってくれました。
その後、11月はアイスランド旅行、12月に入るとクリスマスホリデー旅行と予定を充実させていました。学校では年内で帰国する人たちが多くいて、2週間のホリデー旅行前に、彼らと出かけたり、お別れパーティーなどもしていました。
年末の12/29にホリデー旅行から帰国して、12/31は友だちのホームステイ先が自由に使えるということで年越しパーティーを計画しました。スーパーで酒やつまみなどをたくさん買い込み、飲んだくれてました。トランプで遊んだり、年越しの瞬間に騒いだりと、盛り上がったんですが、それ以外はあんまり覚えてなく、朝に解散して帰宅した気がします。。
年が明けると、留学が残り2ヶ月しかないことに気づき始め、思い出作りに奔走していました。1月の中旬にダブリンからバスで1時間ほどで着く港町マラハイドに行きました。上記のホースからさらに北にある海沿いの街です。マラハイド城は800年の歴史がありマラハイドのシンボルになっています。城の周りには庭園も広がっていて、キャッチボールしたりとのんびりしていました。ビーチは冬だったので海に入っていませんが、元々泳ぐような雰囲気ではないので、コーヒ片手に歩いたり、砂掘って遊んだりしていました。私は海に馴染みがない幼少期を送っていたので、ホース同様マラハイドも海にテンションが上がって満喫することができました。
こんな感じで10月から1月中旬まで遡ることができました。ラスト3月の帰国までもアイルランドの思い出をたくさん残したので、それは次回に投稿します。
最後まで読んで頂きありがとうございます。