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【「TFJで先生になる21歳の物語。」vol.2】

皆様、おはようございます。なんでも楽しむ天才こと小学校の先生を目指す経営学部生の大林凌也です。本コラムでは、最近の気づき「第三章 先生は子ども達の人生に何を残せるか。」について書きます。

大学生4年生になった今、小中高大時代の楽しかった授業について振り返ってみました。すると残念なことに、楽しかった授業の思い出がうまく思い出すことができませんでした。それこそ、授業で学んだことも正直、一切頭に残っていませんでした。

しかし、先生からもらった言葉や、先生が授業以外で接してくれた時間だけは次々と頭をよぎりました。先生から認めてもらって感謝されたり、特に高校時代のバレー部の顧問から「正しい努力をしなさい。」「良いアスリートである前に良い高校生であれ。」という言葉をいただいたり。

そういえば、私の両親も小さい頃から私に言葉をずっと贈り続けてくれました。「人にされて嫌なことはしない。言われて嫌なことは言わない。」「バレーボールを愛する気持ちだけは誰にも負けるな。」などなど。

今もうまくいかなくて落ち込んだ時も、先生や両親が贈ってくれた「生きる上で大切な教えや考え方」などが私を助けてくれています。

子ども達の人生に残るものって知識ではなく、人生の教訓や考え方、生き方なんだな。つくづくそう思います。

最近、ドラマごくせんを改めて全シリーズ見直している私ですが、当時は刺さらなかったヤンクミの言葉の数々が今では心にグサグサ刺さります。先生の鏡だなと思って全力でヤンクミから学んでいます。

授業がうまいとか、学級経営がうまいとか、部活の指導がうまいとか、そんなことは子ども達の人生を豊かにはしない。それらを通して、「伝えたいメッセージや贈りたい教え」などの方がよっぽど大切であると。

子ども達は親が敷いたレールからはみ出さないために学んでいるのではないし、いい成績を取って学校のネームバリューを上げるために学んでいるのではない。

彼らは「自分の人生を生き切る」ために学校に来て学んでいる。

これは、先生や親が最も心に刻むべきポリシーだと思う。