「鶯色」は実は黄緑ではなかった
この前購入したSAILOR shikiori 四季織『若鶯』。
このインクの良さや素晴らしさは↓のブログに書いているのですが…
ブログにお気に入りの文房具や手帳のことを書く時、自分の勉強のためだったり本業の職業病的なところもあって、その文房具についていろいろ調べます。
そして今回若鶯のインクについて書こうと思った時に調べたのが「うぐいす色」について。
「うぐいす色」の「うぐいす」を想像した時出てくるのはメジロだった
目の周りが白く、黄緑色の鳥。それが想像する「梅に鶯」でした。
…でもふと気付いたのが、「それはメジロでしょ。」ということ。
メジロの見た目を知っているはずなのに何も不思議に思わずなぜあれを自分はうぐいすと認識しているのか。
インクを購入してそのインクについて調べ、そこで初めて自分の中でなぜかこの2匹の鳥が混在していることに気付いたのです。
原因は花札と「梅に鶯」という言葉
花札で見るこれ。目の周りは白じゃないものの、色合いはメジロと認識することは出来ます。なので「鶯は梅によく止まっているもの」と無意識に覚え、それに関連したもう一つの問題が「梅に鶯」の意味。
梅に鶯とは、取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもののたとえ。仲のよい間柄のたとえ。
引用:http://kotowaza-allguide.com/u/umeniuguisu.html
「梅に鶯がよくとまる」からではなく、ことわざでとても合う二つのものがあること。でも前述してたように梅と鶯をセットで考えてしまっている自分は、この言葉も相まって鶯色=黄緑色だと認識してしまっていたんです。
本当の鶯色とは
少しオリーブが混ざったようなグリーン。思っていた明るい黄緑色に近い感じもするけどそれよりは少し暗め。そして実際の鶯自体の色は茶色がかっていているように見えるためか
「鶯茶」という色もあります。主となる色は緑色なのは違いないのだけど、今までイメージしていた黄緑とは違います。
うぐいす餅やうぐいす豆なども黄緑色なので、余計に「うぐいす=黄緑』というイメージが付きやすいのかもしれません( ´∀`)
万年筆やインクを使うようになってから意識するようになった「色」
持っている手帳や文房具はほぼモノトーンだったため、万年筆インクを購入するようになりモノトーン以外の色を見るようになってから気になり出したのが、色が持つ効果と意味。
例えば赤なら情熱や怒りで緑なら安らぎや健康など、色にはそれぞれ意味があり人間の心理に影響を与えます。
そうは言ってもやっぱりモノトーンが好きなのは変わらないけど、万年筆やペンのインクの色で自分の心理状態に働き変えるような選択をするのも面白いかもしれません( ´∀`)
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