LGBTQについていわゆるマジョリティーと言われる私が考えること。
最近までLGBTQにおいて私の中にまだ葛藤があった。その人々の気持ちや感覚がまだ少しわからないところというか腑に落ちないことがあったのである。もちろん私は当事者ではないから当たり前のことでもあるし、わかったつもりで意見を言って苦衷に偽善的な同情なんていらないだろう。でも、じゃあどうされるのがこれらの人々にとって生きやすい世の中になるんだ?って考える。
しかし、最近、私がしっくり、あ、こういうことかもしれないと思ったことがある。
私は派手な格好が好きである。でもそれは必ずしも万人に受けるわけじゃなくて、批判を受けることもあった。でもファッションが好きとか、派手な服装をしたいとかは感覚的なもので、何かをすごい考えてそれを誰かに伝えようと思って毎回着ているわけではない。(もちろん考えて選ぶ日もあるが。)だから、先生に恥ずかしいからもう二度とその服を着てこないでとか言われたときは悔しかったし、どうすればいいのかもわからなかった。そして、私の好きなことは私の好きなことだから、完全に理解はできないのは当たり前であるし、「この人はこういう人なのね。それでいいんじゃない」ぐらいの考えで放っておいて欲しいとも思った。これはもしかしたらいわゆるマイノリティーの人々の感じる葛藤と似ているだろうか。だとしたら理解されないことが問題なのではなくて、存在を許容されないことが問題だろう。
LGBTQの人々は、これから一生LGBTQですって公言しないと生きていけないのは変な話である。昔が性的マイノリティーであることを言えない時代であったとしたら、今はみんなが”カミングアウト”できる時代。でも私はこれからは頑張って理解されなくてもいい時代が来て欲しいと思う。別にファッションだろうが、好きな性別だろうが、それぞれの好きなものがあってそれが幸せだよねってお互い認め合えたらいいな。そして、その人の人柄を一面だけを切り取っただけでジャッジされないようになったら世の中はもっとマイノリティと呼ばれている人々にとって、いや私にとっても生きやすくなるんじゃないかな。
今日は、LGBTQにエールを送る意味で虹色のスカート。こう言う派手な服は日本じゃ目を引くよね。大好きなんだけど。着る服で私自身も決められている気がして、まだ周りの目を気にしちゃうから着れないな。みんなが好きなものを好きなだけ発信できる世の中になりますように。
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