矢口れんと 2019年11月8日 17:54 日比野は自信をなくしていた。すれ違う人すれ違う人、みな自分より大きく見えてしまう。「俺はなんと小さな存在なんだ。もうダメだ。人が怖い……」日比野は背中を丸め、ますます小さくなって家路についた。その日、彼が歩いた通りにある施設で、日本ボディビル選手権決勝大会が粛々と行われた。 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #ショートショート #自信 #140字小説 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 14