矢口れんと 2021年1月8日 12:55 日比野はまごまごしていた。臆病風に吹かれたのだ。しかし臆病風とはどこから吹いてくるものなのか。臆病なら自分の内にあるではないか。いや風なら外界からに決まっている。一体どこから? 脅威からか? しかし脅威は臆病ではない。いや……引きこもった日比野は風に吹かれることもなくなった。 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #エッセイ #ショートストーリー #140字小説 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #51話 17