日比野は困惑した。テキトーにした呟きがプチバズったのだ。街中で偶然聞いた曲を「良い」と呟いただけだった。
味を占めた日比野はそれから「◯◯良い」とだけ呟くようにした。
「カフェモカ、良い」「標識、良い」「地蔵、良い」……
どれも少なからずのイイネが付き、日比野はますます困惑した。
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矢口れんと
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