慶び重【ハイクサークル寄稿七句】
noteでのご縁から俳句を始めて2年ほどが経ちました。今回、平素よりお世話になっているハイクサークルより七句寄稿という貴重な機会を頂きました。主宰のKusabueさん、ありがとうございます!
普段は「一句入魂!」と力んでしまいがちなのですが、七句ということで逆に肩の力を抜いて詠めたように思います。せっかくの一月ですので新年のめでたさを意識しつつ、また普段から持ち合わせている詩情もなくさないよう、大事に詠みました。どうぞお楽しみください。
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「 慶び重 」
伊勢海老のどかと寝そべる一の重
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鍋に笑う七草粥よ晴れの門
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一月の清き都心に坐す富士よ
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水仙のそよぐ岬か花手水
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やむを得ず苦楽を生きて義仲忌
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春寒よ居間にリストの「愛の夢」
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岩場より吠える野梅よ千切れ雲
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最後までご覧くださりありがとうございます!
ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!