日比野はわなわなしていた。
アイドル作家がネット炎上している。助けたい。しかしヲタが擁護するほど、アンチは増殖する一方だ。
彼は受話器を取った。
「もしもし119番?火事です!Misakiちゃんち…事務所?…いや…とにかく燃えてるんです、早く来てください!」
「消させん」
「え」
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矢口れんと
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