日比野は扉の前に立った。高鳴る胸の鼓動を感じながら。そこは俳句サークルの部室だ。同級生に誘われたのだ。
よし身嗜みOK。新しい一歩だ!
ガチャ…
部員らが日比野の姿を見て爆笑した。
「やっぱりな、ぜってぇ芭蕉コスチュームで来ると思った! 賭けは俺の勝ちな〜」
日比野はただ涙した。
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矢口れんと
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