船頭多くして船で山を登ろう
今年もよろしくお願いします。
長すぎて読みきらない場合は最後のまとまりだけでも読んでもらえると嬉しいです。
科学教室は細かに内容が決められています。
ちゃんと事前勉強と手順の確認、準備をして開催します。そりゃそう。
それを踏まえ、何度か実施しているうちに気がつきました。
子供たちに自由にさせておくと、こちらが用意した実験内容を自分たちで思い付くと。
これをこうしたらどうなるかな?
なんて用意していた陳腐な台詞を言わなくても、勝手に全てのそれを試していきます。
時には思いもよらない検証がはじまります。
教室であることを考えると、やはり手順は大切だと思います。
本来、ちゃんと説明を理解して、組み立てをして、「実験その一」と始まるわけです。
その流れで教室は進行していきます。
それでも頻発する、自由な実験。
そもそも科学とは。
つまり、決められた条件の下でたくさんの人がどれだけのことを試して何が起こったのかを集め検証すること。
ならば予想外の発想は科学の真髄。
予め用意していた進行以外の事が起これば、たまに不具合が起こります。
それに関しては褒めも怒りもしません。
普通に、直すのをお手伝いします。
私が大きく反応してしまうと、その先の動きや考え、集中力に影響を起こしてしまう懸念があるからです。
その子本人も、周りの子にも。
誰もが、与えられた条件のもとでやりたいことをやりたいだけやる。
そして自分で思い付いたことや、誰かの真似も何度もやってみる。
楽しいとき、集中しているときに放っておいて欲しいのは大人も子供も一緒です。
ですから、求められたことにすぐ反応できる体制で見守ります。
科学の喜びは、知識欲が満たされていくことです。
帰る際にはまだ頭の中で次の実験をひねり出している子もいます。
なのでお子さまが教室から帰った時には、どうだった、何したの、楽しかったの、等の問いかけはいったん我慢していただいて、満足した顔と話したいタイミングを待って受け止めてもらえたらと思います。
★冬の科学教室★
今回のテーマは《気圧実験》!!!
☆期日 1月29日 (日)
14時開始~1時間半程度
☆場所 市民プラザかぞ 404A会議室
☆参加費 1名につき 1,100円(税込)
※今回限りのお得な価格
☆5名様限定
締め切り 2023/1/25
学研久下アミコ教室 090-9156-5143