【マリノス】第19節清水エスパルス戦感想【Jリーグ2022】

清水エスパルスとアウェイで対戦しました。結果は５－３で勝利しました。アウェイですが、初の新国立競技場での試合でした。これでマリノスとして通算500勝を達成しリーグ戦は５連勝と絶好調です。

フォーメーション

J1 2022 第19節　エスパルス対マリノス

ボランチがジョエルチマから渡辺へ変更。ジョエルチマはサブにも入っておらず少し心配です。

試合展開（得点経過）

１得点目　前半10分　西村 拓真(マリノス)

エウベルからのパスを受けたレオセアラが西村へスルーパスを送ります。西村はディフェンスにつかれていましたが、ダイレクトシュートを放ちます。シュートはGK権田の股を抜いてゴールに収まりました。

１失点目　前半13分　神谷 優太(エスパルス)

中盤でボールを奪われるとチアゴサンタナから神谷へスルーパスが送られます。カットに行った角田は足がもつれて転倒。GK高丘と１対１になった神谷に強烈なシュートを打たれてすぐに同点にされてしまいました。

２得点目　前半47分　レオセアラ(マリノス)

中央に入った永戸がボールを受けると右サイドの西村へ。西村から水沼にパスが出ると水沼はＧＫとＤＦの間に速いクロスを送ります。最後はクロスに飛び込んだレオセアラがダイレクトシュートを決めました。

２失点目　後半2分　チアゴサンタナ(エスパルス)

ディフェンスラインの裏にボールが出ると神谷がクロス。畠中に当たったボールがチアゴサンタナへ。チアゴサンタナのシュートは角田に当たりゴールに入ってしまいました。

３得点目　後半4分　レオセアラ(マリノス)

相手のビルドアップのボールを奪ったレオセアラがそのままドリブルで持ち上がってペナルティエリア外からシュート。強烈なシュートはニアサイドを撃ち抜きリードを奪います。

４得点目　後半7分　レオセアラ(マリノス)

右サイドの岩田からのパスを中央で受けた水沼がゴール前で西村とのワンツーで抜け出すと、中央へ低いクロス。レオセアラが合わせてハットトリックを達成しました。

５得点目　後半43分　宮市 亮(マリノス)

クロスのこぼれ球を拾った仲川から永戸へ。永戸からのパスを受けた仲川が素早い反転からクロス。これに宮市が合わせてとどめの５点目を奪いました。

３失点目　後半51分　片山 瑛一(エスパルス)

試合終了間際、クロスにオセフンが競ってこぼれたボールに片山が反応してシュート。一度は高丘がセーブしますが片山に押し込まれて土壇場で失点してしまいました。

気になったこと３つ

１．初の新国立はお祭り

エスパルスの３０周年記念試合で新国立競技場で行われてた試合はリーグ戦とは思えないほどの演出で、まるでカップ戦の決勝戦のようでした。花火ありコレオグラフィありで試合前から盛り上がりを見せた試合は試合内容もお祭り状態。両チーム合わせて合計８点が入るお祭りのような試合でした。

両チームとも多くのシュートや決定機があり、もっと得点が生まれてもおかしくない試合でした。マリノス視点から見ると終了間際の失点などもったいない失点もありましたが、これもお祭りのようなスタジアムの雰囲気に影響されてしまった可能性はあります。

２．レオセアラ爆発

この試合ではレオセアラがハットトリックを達成しました。レオセアラは直近リーグ戦５試合で６得点と爆発しています。この選手は特定の時期にまとめて得点する印象が強いですが、この時期に爆発しましたね。Aロペスが不在の時期に爆発してくれたのは頼もしい限りです。

このままの調子を続けていけばAロペスが復帰してもスタメンはレオセアラのものになるかもしれません。ただ、今後は暑い時期になるので交代含めてＡロペスと良い関係を築いてくれることを期待しています。最近はかなり消耗しているっぽいので、Ａロペス復帰まであと１試合なんとか怪我無く乗り切ってほしいです。

３．失点はいただけないけど

得点力が爆発した一方で３失点してしまったのは反省材料です。最初の２失点はミスがらみなので修正していけると思いますが、最後の失点は完全に集中力が切れていた気がします。３点リードしていてコンデションも厳しいので集中力を保つのが難しい状況ではありましたが、試合の締め方は今シーズンの課題でもあります。

ただ、試合後マスカット監督が言っていたようにこの試合は３失点したことよりも５得点できたことにフォーカスすべきかもしれません。今の攻撃陣はまさに絶好調で１試合複数得点が当たり前の状態です。失点を反省しすぎて守備的になるよりは、今まで通り攻撃的に自分たちのスタイルを貫くことが重要だと思います。

全体感想

初の新国立競技場でのリーグ戦は素晴らしい試合になりました。試合前の演出含めてエンターテインメントとしてはほぼ１００点の内容だったと思います。エスパルスサポーターは悔しいでしょうが、マリノスサポーターを始めとして中立の観客にとってはまたJリーグを見に行きたいと思わせてくれるような内容だったと思います。

マリノスとしてはリーグ戦５連勝と絶好調です。リーグ戦直近５試合で１５得点４失点となっています。Aロペスが出場停止中で現在は喜田や小池龍太が怪我のなかでこの結果は素晴らしいです。本当にチーム全体の力が上がっていると感じます。

次の試合に向けて

次は7月6日（水）にサンフレッチェ広島とホームで対戦します。アウェイでの敗戦のリベンジを果たしたい相手です。ちょっと台風の影響がありそうで心配です。

サンフレッチェ広島はリーグ戦直近５試合で４勝１敗９得点４失点となっています。直近のジュビロ磐田戦ではセットプレーから２得点を挙げているので要注意です。好調のサンフレッチェ広島に勝つことができればリーグ制覇が一気に現実味を帯びてきます。

それではこの辺で失礼します。