【マリノス】第12節京都サンガ戦レビュー【Jリーグ2023】
京都サンガとホームで対戦。
結果は4-1の勝利。
久々の連勝。
フォーメーション
山根に代わって松原、喜田に代わって渡辺が先発。ヤンマテウスは引き続き先発起用。
試合展開(得点経過)
1得点目 前半10分 西村 拓真(マリノス)
CKの場面で蹴るのはヤンマテウス。ゴール前に落ちるボールに西村が競り合いながら右足を出してシュート。これがゴールに突き刺さり先制点を奪う。
1失点目 前半40分 福田 心之助(サンガ)
相手のロングボールの処理をミスしてしまい、豊川にゴール前まで運ばれる。永戸が豊川をつぶすが、後ろから走りこんできた福田にシュートを決められてしまい、同点に追いつかれてしまう。
2得点目 後半4分 オウンゴール(マリノス)
ビルドアップからエウベルがカットインして逆サイドの松原へパス。松原からヤンマテウスへボールが渡り、クロスを入れると相手のオウンゴールを誘い、後半早々勝ち越し点を奪う。
3得点目 後半19分 ヤンマテウス(マリノス)
ゴール前右サイドでこぼれ球を拾ったマルコスからクロス。これをフリーで受けたヤンマテウスが冷静にトラップからシュート。これが決まって3点目を奪う。
4得点目 後半41分 水沼 宏太(マリノス)
松原から杉本へのパスは奪われれるものの、杉本が奪い返し水沼へ。水沼はそのまま持ち出して豪快にシュート。これが見事に決まってダメ押しの4点目を奪う。
気になったこと3つ
1.安定した試合運び
久々の先制点を奪ったことで試合を優位に進められた。同点に追いつかれたもののその後引き離すなど、90分通して追いかける展開にならなかったことは良かった。
連戦でコンディションを落としている選手もいた中で、楽な展開で試合を終えることができた。雨の影響もあり怪我の心配もあったがなんとか無事に勝ち点3を得ることができた。
2.躍動するヤンマテウス
前節に引き続き先発起用されたヤンマテウスが躍動。この日も3得点に絡む活躍を見せた。ここ最近のマリノスに不足していた躍動感、仕掛ける姿勢、前進する姿勢を出してくれたことはチームにとっても大きな刺激になっている。
ヤンマテウスの良さは「仕掛ける姿勢」「キックの上手さ」「ゴール前の冷静さ」にあると思う。点の取れるウインガーとして今後も期待したい。
3.勢いに乗っていけるか
ようやく第2節以来の連勝を飾った。ここまで上位との対戦が多かったこともありなかなか連勝街道に乗れなかったが、この連勝を機に勢いに乗っていきたい。
あんまり先のこと言うのは良くないけど、新潟、ガンバ、福岡、東京、柏までの5試合は全勝するくらいの気持ちで臨んでもらいたい。
全体感想
この試合ではこれまでのGKからのビルドアップにこだわりすぎずにロングボールも交えて攻撃していた。もちろん基本はビルドアップだが、状況に応じた攻撃のバリエーションを出してきている印象だ。
ビルドアップ自体もこの試合ではかなりスムーズにできていた。相手のプレスももあったが冷静に繋いでいったし、ゴール前の決定的なミスも無かった。
また、一森から一発のロングパスで相手ディフェンスの裏を狙うこともあり、今後の武器として活用できそう。
次の試合に向けて
次は5月14日(日)にアルビレックス新潟とアウェイで対戦。アルビレックス新潟は13位で直近5試合は1勝1分3敗と調子は良くない。
次節からアウェイでの連戦になるものの日程には余裕があるので、しっかりコンディションを戻して連勝を続けたい。ヤンマテウス無双がどこまで続くのかにも注目。
それではこの辺で失礼します。