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【マリノス】GS第3節カヤFCイロイロ戦レビュー【ACL2023】
カヤFCとホームで対戦。
結果は3-0の勝利。
グループステージ2勝目。
フォーメーション
今季初の3バックを採用。センターバックの選手が不在という異例のスタメン。杉本が今季初のスタメン。
試合展開(得点経過)
1得点目 前半35分 水沼 宏太(マリノス)
エウベルからゴール前の水沼へ斜めのクロスが入る。水沼が放ったバックヘッドはふわりと浮いてゴールに吸い込まれる。
2得点目 後半27分 杉本 健勇(マリノス)
相手ゴール近くの左サイドに水沼が運ぶと、吉尾へバックパス。これをダイレクトクロスでゴール前へ。杉本がヘディングで合わせて追加点を奪う。
3得点目 後半50分 ロペス(マリノス)
ヤンマテウスがゴール前へアーリークロス。これにロペスが反応しふわりとしたバックヘッドを放つとこれがゴールに吸い込まれる。
気になったこと3つ
1.ホームできっちり勝ち点3
格下の相手にホームできっちり勝ち点3を確保した。もう負けられないACLでカヤFCとの2連戦は勝利が必須。この状況の中まずはホームでしっかりと勝ち切ることができた。
できれば点差をつけることが理想の中で、2点目をなかなか奪えずにいたが、終盤に2点を加えることができたのはよかった。
2.ディフェンダーがいない
ルヴァンカップで上島と角田が負傷し、ついにセンターバックの選手が實藤だけになってしまった。その實藤も試合勘不足や90分の試合体力が懸念されている。
この試合では実力差があることもあって、ディフェンスラインを松原、喜田、永戸の3バックにしてセンターバックの選手がいない状態でスタートした。結果的に無失点で終えることができたのでこの采配は当たった。
ただ、この試合で永戸も負傷交代してしまい、まだまだ苦境は続くようだ。
3.守りを固める相手を崩すには
実力差があったこともあり圧倒的にボールを試合して攻めたが、なかなかゴールが奪えなかった。引いて人数をかけて守る相手を崩すのは難しいが、それは戦前にわかっていたこと。
この試合もいつものマリノスらしくボールをつなぎゴール前に迫ったがゴール前は人が密集しボールをつなぐことが難しかった。本来のマリノスのやり方ではないかもしれないが、杉本や植中を狙ってクロスを上げ続けたり、ミドルシュートを積極的に狙っていってもよかったかもしれない。
全体感想
ACLグループステージ突破に向けてまた一歩前に進んだ。ただ、1位突破のためには1敗もできない戦いは続く。仁川と山東の試合は山東が勝ったため、3チームが同勝ち点で並んでいるが、当該チーム同士の得失点差の関係でマリノスはグループ3位となっている。
どちらにしても、まずは次のアウェーでのカヤ戦の勝利、さらには続くアウェーでの仁川戦での勝利が必須だ。特に仁川にはホームで2点差で敗れているため、ここを勝たないと1位突破は難しい。
次の試合に向けて
次は10月28日(土)にアウェーでアビスパ福岡と対戦する。アビスパは現在8位でJ1残留を決めている。
マリノスはACLの良い流れを持ち込んでアウェーでも勝利したい。リーグの優勝争いはまだまだ神戸が有利だが、マリノスとしては目の前の試合を勝つしかない。
それではこの辺で失礼します。