ライブ配信事業、始めました。←ぴえん
#オンライン配信 について、ここ最近、相談を受けることが増えてきたのでその話題をちょっとだけ。
結論から言うと、
・ライブ配信は、iPhoneなどスマホ1台で配信可能なのでスーパーハードル低い
・けど、実際やってわかりますが、それだと映像と音声が低品質で見る側がストレスかかる
ということです。
実は、これがわからない人が多い気がします。
僕はこれまで、小規模な会議室での対談イベントから、100名規模ライブハウスでのアーティストのライブ配信もしてきましたが、いずれも課題が異なるんですよね。
ググっても出てこないことばかりだったので(特に機材とか)、ちょっとそのシェアと
この状況が状況なので、何か協力したいという気持ちを表明したいと思い、久しぶりの投稿です。
【リアルからオンラインへ強制的に移行せざるを得ない時代に】
コロナの影響で業務がオンラインに移ってきていますね。zoomを使ったmtgや説明会、イベントやアーティストのライブなど無観客オンライン配信が爆増しています。
(なんかもうZoomという単語が「ググる」みたいに「ズムる」として使い出しそうな勢い←それはないか)
この1,2ヶ月で、#オンライン配信 や#リモートや#ライブ配信 などのキーワードが使われ始めている感覚があります。
リアルの場を強制的に取り上げられたことによって、待ったなしでオンライン配信をせざるを得なくなりましたが
このオンラインの流れは今後も加速度的に進みますし、もうあの頃のリアル重視の現場に戻ることはないです。(と、山口周さんも言っていました)
そうしたら、じゃあ我が社もやってみよう、となるじゃないですか。
「オンライン配信、ちょっと調べてやってみて」と詳しそうな若手社員に言ってみて下さい。(別に若手じゃなくてもよいけど)
スマホ1つでできたりするので、超簡単です、意外とできます。
【配信はできるけどクオリティがいまいちな配信が多い残念な状況に】
でも、ですね。
配信はできるかもしれないけど、視聴者側からすると画質が荒かったり、雑音が入ってうるさかったり、とストレスMAXの配信が多かったりするんですよ、意外に。
配信側は満足しているかもしれないけど、これでは逆に悪い印象をもたせてしまったりします。
ネットに情報は落ちているけど、実際に、自分たちに合っている形ってわからないもんなんです。
ライブ配信がしたいのか、双方向のコミュニケーションがしたいのか。
そこでも大きく変わってきますし、揃える機材も規模によって様々ですし。
個人から企業までオンライン配信の相談や実際に手を動かしたりしてきたんですが、ほんとそれぞれ。
【1年の育休を終え、まず先にフローレンスでしたことは…】
ちなみに、フローレンスでもオンライン化は地味に機材を揃えてきてですね…!
(昨年末に育休復帰してすぐ、オンライン配信が来るから今から準備したいのでカメラと配信機材買いたいです!とマネージャーに言って、2秒で許可してくれたのはマジでありがとう、もっくん)
で、その機材たちの晴れ舞台が先日(3/10)ありました。
3日間で1万人の回答を集めた一斉休校に関する全国緊急アンケートの解説を駒さん自らライブ配信で解説する、というプロジェクト。
本来は厚労省で記者会見の予定でしたが、喫緊の課題で、かつ広く多くの人に届けたいと「社内の会議室からオンラインで配信」を選択しました。
これは環境が整っていたからできたからであり、逆に言えば、環境が整えば、どこでも誰でも配信が可能になるんですよ。すばらしい世界。
Youtubeにアーカイブが残っているので、実際には見てみてほしいんですが、やっぱりやってみないとわからないことも多くて。
※リンクはこちら
【ということで、オンライン配信における必要な機材などをリストアップ!】
これまでの経験もふまえ
高画質、高音質で配信できるTipをちょっと紹介します。最低限これだけあればというところで。
参考になればスーパー嬉しいです。
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オンライン配信Tips
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◎想定配信イメージ
今回は、会議室や教室など、コンテンツを提供するオンライン配信を想定した内容になります(zoomではなく、youtubeやTwitterの配信をイメージ)
◎必要機材は4つ
①カメラ
・webカメラでもよいですが、画質が悪いのでオススメできない
・HDMIスルー出力ができる一眼レフがよいです
・オススメは、Panasonicが出しているGHシリーズ
②ビデオキャプチャー
・スルー出力でPCに繋げただけでは認識されない
・そこでカメラとPCの間にビデオキャプチャーを挟む必要がある
※よくYoutuberがゲーム解説とかしているあれですね
・もし手が届くのであれば、圧倒的にオススメなのがBlackmagicDesign社のAtem Mini!
※スイッチャーとビデオキャプチャーが搭載されています
③マイク
・PCにUSBで接続できるマイクをオススメしています
・イヤホン端子だと接続が悪いと雑音が入ったりする
・オンライン会議(Zoom)でも大活躍するスピーカーフォンが無難
④照明
・これは配信には必要ないですが、あると無いとでは見た目が全然違います
・会議室であれば、少なくとも照明は必要ですよ
◎配信ソフト
・「OBS」1択です
・WinでもMacでも無料で使用できる超優秀ソフト
・UIも優れているので、慣れればすぐに使えます
・ただしある程度高いスペックのPCでないと落ちちゃう可能性あり
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この情勢ですので、なんとか自分のスキルをシェアし役に立てばと思っていて、まさにオンライン配信のノウハウこそそれだと思うので、個人でも企業でも困っていたらぜひ相談してくれたらこれ幸いです。コメント欄でも、直接DMでも全然よいです!
【塾講師の友人がめちゃ困っていた。だからちょっと動き出しました】
なぜこう思ったのかだけ最後に。
塾講師として働いている友達がいるんですけど、彼が言ったんですよ
「教室に生徒がこれないと、先生は何もできない」と。
しかも
「もちろん経営的にもきついけど、でも子どもの学習機会が奪われているのがツライ」と。
もしかしたら、その塾にオンライン配信機能をインストールできれば、子どもの学びを守ることができるのではと強く思っていて。
塾以外でも、教室でも同じ現象が起こっているならなおさら。
なんとか落ち着くことを願うばかりですが、まだ先行きが見えないので、今、オンライン配信の環境を作ることは良い手だと思っているので、ぜひぜひどうぞ。
【オンライン配信化するサービスを立ち上げたので興味あれば覗いて下さい】
あと、僕だけだとリソースが限られるので、映像関係の仲間とそんなサービスも2日間くらいで爆速で作ったので、こちらも興味あればぜひ。
※ほとんど機材などの実費だけで料金設定しています。サービスローンチに粗があるかもですが、覗いてみてください。
◎エニスタ
Anywhere, Anytime Studio -どこでも、どんな時でもスタジオのような配信を
https://anystudio.work/
一応、こんなメンバーでやっております。
ちゃんとやってます(笑)
【最後に】
コロナが落ち着いて平常に戻ったとしても、オンライン配信はデフォルトで必要になると思っていますし、むしろ説明会やイベントなどは、目的によってはリアルよりもオンラインがメインストリームになると思っています。
飲み会すらオンラインが当たり前になる社会になるかもしれないですよ😋
コロナが落ち着いたら、一緒にオンラインで、オリオンビールでも飲み交わしましょう。
相変わらず、東京と沖縄を行ったり来たりする生活を送っていて、家族楽しくやっていますの報告もかねて。