lemoon

1992生まれ 毎晩夢を見て寝起きに現実に戻るのにひと苦労.

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1992生まれ 毎晩夢を見て寝起きに現実に戻るのにひと苦労.

最近の記事

引っ越した

夢で住んでいた物騒なアパート 家主の怠慢で空き家扱いになっていたそうで 隣人が侵入してきていたり いつのまにか物置みたいにされていたり それがわかって隣人と家主が大喧嘩したり いろいろあって ついに引っ越しをした。 前に引っ越したのは 社会人になった頃だから6年くらいぶり 同じ街なのか、違う街なのかはわからないけど 雪が降って外が真っ白な家 アパートでドアはぺらぺらだけど 窓は丈夫で暖かそう 隣人の気配も今度は感じなくて安心だし 近くに細い商店街があって 思い切って買い物

    • 大人になったライナスも

      子どもの頃からずっともっている 布がある。 おふとん と呼んでいる布 はじめは1歳半の頃 泣きながら潜り込んだシーツが 不思議な具合にしっくりきた。(らしい) そのままそのシーツを掴んで 布団から引き剥がして生活しはじめた。 そこから今日まで共に暮らしてきた ほんとうに肌身離さずもっていたので 引きずられ摺り合わせられ どんどん摩耗して小さくなっていく。 空いた穴からテレビを見て 顔全体をきもちよくしたりした。 小さく小さくなっていき 小3のある日 おふとんは消滅した

      • 教室で

        なんかずっと教室の隅の棚においてある みんなのノートを先生が急に怒って ぜんぶ捨てますといってゴミ箱に捨てた。 みんなはしらけた目でみてただけだったから そのまま捨てられたらしいけど 私はそのとき寝てたからその場面を みてなかった 休み時間になって先生がいなくなったあと みんなゴミ箱に自分のノートを取りにいった 捨てられたことを寝てて知らなかった私の ぶんのノートを小手川くんが私のところに持ってきてくれた。 ん?と聞いたら さっき先生が怒ってすてたんだよ みんな自分の分

        • 夢で住む町の隣町

          隣町は三年峠くらいの大きさをした 山の斜面にある町で、 上半分にいくつかの会社の建物 ふもとに住宅群がある。 上半分だけ年中小雨が降っていて 小雨と住宅群の間には一直線に温泉長屋がある。 会社員たちは朝、温泉においてある傘をさして 会社に行って夕方まで働く マジックアワーになったら仕事をやめて こんどは傘をささずに帰る 温泉長屋につくころには いい具合に濡れて身体が冷えるので みんな温泉に入り、ほかほかで家に帰る。 傘が会社においたままなので 早朝にみんなの傘を温泉に

        引っ越した

          夢で住む町

          わたしはひどく物騒なアパートに住んでいる 部屋数はいくつかあるけど 変な間取りに変な住人 びゅうびゅうと隙間風の入る 2階ではあるけど 窓からだいぶ中の見える ときどき、ドンドンドンとドアを鳴らされる 自分で勝手に引っ越した部屋 近くに知り合いが住んでいて すぐにでも引っ越して一緒に住みたいけど なぜかそれはできない その街には黄色い外装のパイ屋がある 真っ直ぐのカウンターがあるだけの 私は時々そこにいくけど 待っている人は来てくれなくて寂しい 1人で食べるパイは美味し

          夢で住む町