ただなんとなくの勉強から、意識する勉強に変えると、約2倍の学習能力が得られます。
従来の勉強法から、一つ上の勉強法に変えたい方は、良い方法があります。
それは、意識して勉強していくことです。
どういう意味かというと、通常、勉強している時っていうのは、もしかしたら、ただ半ば強制でやらなくちゃいけないからやっているという人もいるかと思います。
そこで、強制でやっていくのではなく、目的をしっかりと持った勉強法に変えることです。
目的というのは、漠然とした大きなものではなく、今日やっているテーマにそった内容から一つでも二つでも目的を持ってそれをきちんとやり遂げていくことです。
仮に、学校の授業で明日小テストがあるとしましょう。
その際には、小テストを何点取るという目標設定をしておく必要があります。
小テストの目標があるなら、予習や復習に加えて小テストの勉強もしておくことが重要です。
小テストの勉強というのは、問題や課題が提示されているものや試験範囲がわかるものなら、その中の内容を確実に覚えましょう。そして、最終的に、小テストのリハというかたちで、実際に小テストと近いかたちで、問いを見て問題がスラスラ解けるようにしておくことです。
ここまでやって、始めて小テスト対策もしたということになります。
なぜ、覚えろと言ったのかというと、別にズルをしろというわけでは、ございません。大学の専門課程にいる方、あるいは専門課程を得て大学を卒業された方は、わかるかと思いますが、最低限、覚えるぐらいしておかないと、専門課程の基礎を身に着ける前に、積んでしまうことがあります。
これはいくら真面目に、基礎科目を一年、二年勉強しても、専門というのは少しだけ特殊な立場を持つことがあるからです。
もちろん、そこで昔、理解したことをそのまま使えればいいのですが、実際に半年以上前の授業や学習は自分で好き好んでやり続けている人以外は、ほとんど忘れてしまいます。
たしかに、見直して毎回、1から基礎もやり直している人も中にはいるかと思いますが、そこまでやるには、時間的に厳しい人もいるかと思います。
もちろん、大学や高校では、勉強をやることはとても大切ですが、学生として有意義に過ごしていくためには、遊びや必要であればバイトもしている方が楽しめるではずです。
そのために、勉強を少しでも工夫していくことが、社会に出ても資格などを取得する際に役に立つことがあります。
話はそれましたが、要は目的を持って勉強していくことが、最終的に意識して勉強をしていくことにつながります。
例えに挙げた、小テスト対策の話は、最初は慣れないので時間がかかってしまうかもしれません。ですが、このやり方、目的を持って作業をしていくことをマスターしてしまえば、半年や一年でやり続けると気づいたら、周りの誰よりも、理解が早く、そして、予習、復習、小テストの対策ももともと掛かっていた時間の半分以下でやっていくことが出来ます。
理由は、意識をすることでしかスピードが上がらないということもありますが、最初に質の濃い学習法や勉強法を確立しておくことで、要領が毎回、毎回、良くなっていくということです。
これは、勉強に限らす、どんなものにも応用が出来ます。例えば、私は、毎日一冊以上の本を読んでいます。最初、なんとなく読んでいると、一冊あたり2時間近くかかっていました。ですが、このやり方を応用して意識をしていくことで、半年から一年ぐらいで、2時間かかっていたものを40分程度にまで時間短縮することが出来ました。
この話は、以前、『読書の話』をした際に読書を今の質を維持して、早く読む方法を書いたので、興味がある方は、今一度読んでみてください。
このように、意識をすることは、勉強にも他のことにも役に立ちます。今から、大学受験や司法試験等受ける方は、この方法を利用して蜜の濃い勉強をしてTOPを目指してください。
この記事を読んでいる時点で、少しだけ周りと差をつけることが出来ました。あとは、油断せず、自信を持って勉強にガツガツ取り組んで、たまに遊んでください!