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やりたいことよりやり遂げる力!?

何かをやりたいと思うことは、人生で何度となくあることだ。

ですが、そのやりたいことを実際にやってみて、やり遂げている人は、ほとんどいません。

全てをやり遂げていく必要はないのですが、あまりにも一度や二度やってみて辞めてしまう人が多いのです。

これは、原点に立ち返ると学生時代にどのように過ごしてきたかに、少なくとも関係しているような気がします。

学生時代に色々とやり遂げることが出来た人たちは、社会人になっても色々とやり遂げる力があるように思えるのです。

僕が、もし、会社の人事を任せてもらえるようになった場合、志望動機やその仕事の適性よりも、学生時代やそこに就職する前に何をやり遂げてきた人なのか、そこを徹底的に理解する方が、相手の実力を知ることや、将来的にどういった能力を伸ばして社会やその会社に貢献出来るのかを知る目安になります。

会社に入りたいという多くの人は、やりたいという意欲はあってもそれを実際にやり続けていける人、やり遂げる力を持っている人は、ほとんどいません。

競争の激しい場所ですと、やりたいという力だけでは、どうしても競争に負けてしまいます。そういった場所だと知って会社に入ってくるような人は、ある程度まではやれるかもしれませんが、それでも十分ではありません。

もちろん、このことは一般的な会社でも言えることなんですが、やりたいという人よりも、やり遂げる力、やり続ける力を持っている人の方が、最初はそれほど成果を出せないかもしれませんが、数年後、早ければ、数か月後には、確実に成果を出して、会社の中心メンバーとして、広く活躍していく可能性が高いのです。

言い換えるなら、意欲がある人ほど、やりたいと思う気持ちはあってもやり遂げる力がないので、すぐに会社を辞めてしまいます。

ですから、最初からやりたい気持ちだけで評価をするのはあまり良いものではありません、意欲ややりたい気持ちよりも、やり遂げる力ややり続ける力を持った人を評価する方が将来的には良いのではないでしょうか。






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