ワクチン接種後の抗体価が高いことは良いことなのだろうか?
新型コロナワクチン。
いわゆる秋接種が進められているようですが、個人的には今回もスルーです。
デメリット等色々と理由はあるんですが、ワクチンの評価として『抗体価の上昇』で済まされてるのは結構意味がわかりません。
今回『抗体価』についての個人的な疑問を書いてみたいと思います。
◆抗体価が上がってりゃそれでいいのか?
直近で接種がすすめられているXBB対応ワクチン。
ファイザーの有効性に関する資料が以下。
(続いて一部拡大したものを貼ります。)
◇◇◇
これまでも度々指摘されていることですが、マウスでのデータです。
そして、『XBB』の中和抗体価は『Wuhan(武漢)』に比べると圧倒的に低いです。
バーの大きさで見るとそれほど違いは無いですが、数値では以下。
・Wuhan: 100108
・XBB1.5: 1800
Wuhanの1/50程度です。
高けりゃいいってものでもないでしょうけど、コレ妥当なんでしょうかね。
そして『Wuhan(武漢)』の抗体価が相対的に高すぎると思えてしまうんですが、大丈夫でしょうか。
何か良からぬ作用がありそうな気がするんですけどね。
◇◇◇
そもそも効果があるとされる抗体価の閾値はいくつなのか、そして、どのような前提に基づいたものなのか。
その説明は上記資料における以下が該当するのでしょうか。
『検討可能』で締めくくられていますし、正直よくわかりません。
引用した資料は簡易的なものだと思いますが、もうちょっと具体的な説明が欲しいですね。
◆つらい副反応は「良いこと」?
最近、『つらい副反応は高い抗体価を意味するので良いこと』といった内容の記事を見ました。以下リンク。
私がフォローしているnote内のガチの専門家と思しき方からは『ふざけた記事』と評されていました。
素人なりにリンクの記事を一通り読んでみて気になったのは、高い抗体価が重症化予防と結びつくことを示していない、ということ。
重要なのは『高い抗体価』とか『十分な抗体』とかの『高い』『十分』といった閾値と、コロナ感染後の転帰がどのような関係なのかです。
記事を丁寧に見れば、その関係が不明であると読み取れますけどね。
そして、『mRNAワクチンの副反応については、未解明の点がたくさんあるのです』とも書いてあります。じゃあそんなもんを全世界で義務同然に推奨するなよ、って思いますけど。
◆『高い抗体価』が意味するもの
私は素人ではありますが、それなりに調べてきた結果として『免疫反応は強ければ良いってもんじゃない』ということはわかります。
コロナ感染で考えた場合、短期的な重症化要因として過剰な免疫反応(サイトカインストーム)は定説となっているでしょう。
それを考えるなら、ワクチン接種後の適正な抗体価は『ある一定の範囲内』になるんじゃないでしょうか。
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もし仮に、強い副反応・高い抗体価が『過剰な免疫反応』というリスクを示すのだとしたら、統計的に示されたワクチンの重症化予防効果というのは納得がいきます。
つまり、副反応が強かった人(高リスク者)はワクチン接種を途中で止めただろうということ。
その結果として、免疫機能のバランスに問題ない人が接種者の集団として残りやすくなっている、という推測は出来るでしょう。
2回接種しないと接種と認められない、みたいなのもその理論を助けていそうです。
統計的なワクチンの効果というのは、そのような結果論でしかないかもしれません。
それを考えると、コロナ関係なく全死因による分析でも接種者の集団が有利かもしれません。
そんな簡単なもんじゃないんでしょうけど、そのような影響がゼロとは言えないでしょう。
◆おわりに
私は素人なので色々と的外れかもしれないですが『抗体価と重症化予防』について丁寧な説明はされていないと思います。
まあ理屈はともかくとしても、結構前に見ていた『浜松市のデータ』では接種回数と重症化予防について明らかな関連性は見られませんでした。
ただし、そのような統計から判断出来るのは、コロナ感染に対する短期的な効果でしかありません。
ワクチンが中長期的にコロナまたはその他にどのような効果をもたらしているのか。現時点では不明ということでしょう。
接種を中止して詳細な分析がされるべきものだと思いますけどね。
ということで、私はワクチンに頼らない感染対策をしていきまーす。