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ヒトのTVOC(総揮発性有機化合物)を測定してみた。(結果:怪しい点無し)

未だ謎の多いシェディング。

私自身これまで症状を感じたことは多数あり、その現象は存在すると考えていますが原因は不明というスタンスです。

主流の言説は『ワクチン接種者から何か出ている』という事なので、これまで検証する機会を伺ってきましたが、最近その機会が訪れました。

で、結果としてはタイトルの通り『怪しい点無し(数値変化なし)』です。
1例でしかないので参考にはならないかもしれませんが、今回の記事で検証の内容をまとめておきます。


◆結果

これまでヒトのHCHO/TVOCについては職場環境で多数測定してきました。ワクチン接種有無に関係なく。

その結果として、明らかな数値上昇は確認出来ていません。
なお、私の体調不良としても確認出来ていません。

しかし、意識して測定を始めた段階で既に全員接種から3ヵ月以上経っていました。そのため『時間が経過することで影響が弱まる』という仮説は有り得ます。

◇◇◇

今回は接種日から2日および3日後の2回測定を行いましたが、共に『空間の数値から変化なし』という結果です。

私自身の体感センサーとしても、匂いや目のしょぼしょぼ感など特に感じず異常なしでした。

ちなみに、測定値は以下です。
通常時としてはちょっと高めですが、普段の室内環境として不思議ではない数値です。

HCHO/TVOC測定値

◇◇◇

以下、補足事項です。

  • 今回の測定対象は高齢者。
    (具体的な年齢や性別等については伏せます。)

  • 使用している洗剤等によるTVOC上昇が無いことを接種前から確認済み。

  • 測定状況は、胸ポケットに測定器を入れ、1m程度の距離で10分程度立ち話。

  • 影響を及ぼす可能性のある他の要因は除外した状況。
    (具体的には、アルコール消毒、コーヒー等の飲料、タバコ類)

  • 換気、エアコンなし。
    (意図的な空気の動きはほぼ無し。)


◆考察

今回の結果を前提にシェディングがあると仮定した場合、以下のようなことが考えられるかもしれません。

  1. 高齢者のため代謝が弱く影響も弱い。

  2. 人(ロット)により影響はバラつきが大きい。

  3. HCHO/TVOCとは関係ない場合がある。

  4. 2,3日後ではまだ影響が弱い。

◇◇◇

個人的に『3』は考えられることだと思っています。

つまり、『シェディングという現象』と『HCHO/TVOC(匂い)による健康被害』はそれぞれ別の原因で存在する、という可能性です。

ちょっと前の記事中で『匂い(洗剤)による健康被害』について触れました。それはシェディングの可能性はあるものの、実際に『洗剤だけによる健康被害』もあっただろうということです。

おそらく、洗剤等の成分はそれだけの影響力があり、化学物質過敏症を『微妙に発症している』という人もいるでしょう。私もそうかもしれません。

◇◇◇

なお、今回の測定は『会話によりエアロゾル量が増え、その影響で数値上昇する』という仮定に基づいています。

会話はマスク着用時に行われたため、空間中のエアロゾルは比較的抑えられていた可能性が高いです。

もともとの空間の数値が微妙に高かった理由は不明ですので、その段階で空間全体がシェディングの影響を受けていた可能性は否定できません。


◆おわりに

サンプル数を増やしたいところですが、周囲での接種予定を聞く限り今後あまり期待出来そうにありません。

また、原因の切り分けのため、洗剤・柔軟剤等の匂いによるTVOC上昇を観測したいのですが、なぜか私の周りには強くそのような匂いを発している人がいません。良いやら悪いやら。

◇◇◇

そういえば、汗腺からスパイクタンパク質が確認されたという情報がありましたね(高知大のやつ)。

今後ノーマスクは増えていくでしょうし、暑くなり薄着になることも合わさり、その影響は大きくなっていくかもしれません。

影響を受けやすい方は、どうぞお気をつけて。

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