新型コロナ『第10波』私はまだ波を数える。
いつまで波を数えるんだよ、と目にするが私は数えたいタイプだ。
その理由は、あとから振り返ったり比較するときにわかりやすいから。
危機感を煽る意図はないし私もそれほど危機感はない。
ただ警戒はする。
警戒はするが罹ったらしゃーない。
風邪症状の正体が何であれ早期対処を心がけたい。
ということで、ざっくり第10波の情報まとめ。
◆通常のメディア情報
ヤフーニュース(テレ朝ニュース)から該当記事を一部引用する。
今回の主要な株は JN.1 であり、WHOの評価として重症度は特に変わらないとしている。
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記事でとりあげられているのは愛知県だが『第10波』という表現は今のところコロナ意識の高そうな自治体のみで、波は数えない、というのが主流な感じっぽい。まあそんなもんだろう。
『鼻と口を覆うアレ』についても言及されず『基本的な感染対策』などとされているのが多いように思う。気持ちはわからんでもない。
◆東京都のゲノム情報
東京都の情報から最近の感染株の遷移を見てみる。
JN.1 が支配的になっている傾向だ。
◆埼玉県のインフル、コロナ
私が住む埼玉県のインフル、コロナの定点報告数は以下。
インフルは昨年から中くらいで推移しており、コロナは急上昇気味。
◆所感
JN.1 がヤバイのか?については諸説あり、Xで JN.1 関連情報を見ると『感染者数の割に入院者数が多い』とか出てくる。
とはいえ、5類化以降は個々のコロナ意識が低下しているだろうから、実際に捕捉出来ている感染者数自体が減っているだろう。そのため、必ずしも重症化リスク増を意味しない気はする。単純に冬だから夏と比較すれば重症化リスクは上がっているだろうし。
しかし、海外の情報によると JN.1 は肺炎のリスクが上がっているらしく、割と懸念されている変異株という感じはある。
このあたりの評価は各国で前提が異なるし、日本でどうなのかは時間が経たないとわからないだろう。
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ちなみに、第9波は長期間続いたがそれは変異株(ドミナント)の置き換わりが重なっていた為と思われ、割と新規の JN.1 が主役になりそうな今回は急峻な立ち上がりを見せている。
おそらく昨夏のパターンとは異なり、スッキリ上がってスッキリ落ちるのではなかろうか。
とはいえ、インフルエンザとの干渉があるのだとしたら、このままインフルエンザと新型コロナが中程度の感染者数を維持し続ける可能性もある。
インフルエンザは最近になって『B型』が増えだしたという情報もあるからだ。
◆おわりに
ということで、新型コロナがどうなるにせよ直近ではインフルエンザもそれなりの水準だ。『感染症が流行している』という意識はあっていいだろう。
その意識があることで、風邪症状を自覚した場合に予定を変更したり療養の準備が出来る。それにより総合した被害は減るのではなかろうか。
冬は本格的な寒さになっており、なにやら花粉も始まっているらしい。
『鼻と口を覆うアレ』を有効活用するのもいいかもしれない。