マスク意味なし?『脱マスク』を検討したほうがいい4つの理由
どうもこんにちは。
顔パンツ男です。
前回の記事で個人的なマスクを着ける理由を書きましたが、私くらい顔パンツが極まると当然逆の理由も理解しています。
強い根拠を提示できるものでもないので難しいのですが、今回の記事では『脱マスク』を検討したほうがいい理由をいくつかまとめておきます。
◆『脱マスク』を検討したほうがいい理由
大きく以下です。
・マスクは効果が無い
・マスクはデメリットがある
・どうせ大部分は感染している
・ゴール(マスクを外せる条件)が無い
どれも定量的に出来ないので難しいところではありますが、個々に説明していきます。既に言われている内容ですが、私の解釈を含みます。
◆マスクは効果が無い
有名なのはデンマークのRCTですが、マスク着用の有無で感染率に有意な差は出ていません。
RCTでなくとも、各国のマスク義務のタイミングや地域差と感染者数などを見ても一貫性のある有意差は見られない。
(そのような比較が可能かは別として。)
このことから、漏れ率の高いサージカルマスク以下程度のマスクを普通に着用することの効果は限定的なものだと推測出来ます。
なお、ヨーロッパではFFP2が義務付けられた期間もありますが、N95やFFP2を正しく使いこなすことは結構難しいです。普通の不織布マスクでも一緒ですが。
◇◇◇
使用義務とそれが正しく使えているかは別問題なのです。
私は会社内の立場上、マスク着用に関して指導を行ったことがあります。
その経験からすると、多くの人が正しく使えていないことが容易に推測できます。
仮に良いマスクに効果があったとしても運用で効果を出せない。
効果を出せる少数の人がいるかもしれないが、全体で考えると誤差程度である。
総合して、社会全体の集団としてマスクを着用しても効果に有意差は出ない。マスクは効果が無い。
◆マスクはデメリットがある
マスク着用には健康上のデメリットがあります。
細かく挙げるとキリがないくらいあるので挙げません。それくらい理論上はデメリットがあります。
ほとんどの大人なら問題ないとは思っています。
マスクを常時着用する業種は多数あり、直接的な知り合いでも数十年それを続けている人を複数知っています。特定の健康被害があるようには思えません。
しかし、子供や高齢者は違う。
体の不調を認識できない場合があり、それを正しく伝えられないかもしれない。
特に、長期的な子どもの成長への影響は現時点で評価できません。
『リスクが無い』と『評価できない』は違います。
(ちなみに明らかな言語発達に関するリスクを指摘する情報はあります。)
子どもは正しくマスクを使いこなすことが困難であり、着用することのメリット自体が非常に低いと考えます。
そして、マスク着用の健康上・生育上のリスクはおそらく高い。
少なくとも、マスク着用はリスクを自覚出来る者に限るべきです。
子どもにマスクを着用させることは間違っていると私は思います。
◆どうせ大部分は感染している
以前記事にしましたが、アメリカでは既に6割程度が新型コロナに感染していると言われています。(以下参考)
ウイルスの拡散効率は交通インフラという観点で考えた場合、日本のほうが上でしょう。
日本でも都市部にアクセスするような方は既にウイルスに曝されていると考えるのが自然です。いままでマスクをしていたとしても。
◇◇◇
そして、それは悪いことでもありません。
以下は『日本・韓国・台湾・香港』の直近までの死者数(100万人当たり)の推移です。
上記を見ると、オミクロン以前に日本よりも死者数が少なかった他の国はオミクロンの流行後、日本を上回っています。
このデータから以下の事が推測できるかもしれません。
・コロナ(オミクロン)は弱毒化していない。
・ゼロコロナ政策を推進することは、未来の大きなリスクを意味する。
おそらくですが、私たちはこれまでたびたび新型コロナに曝されており、その結果オミクロンでの被害が抑えられているのではないか。
それをしなかった場合、『香港・台湾』のように短期間で大きな被害を受ける可能性があり、そのほうが社会的なダメージが大きいでしょう。
新型コロナに曝されながら私たちが強くなっていく。
それが最善という可能性があると思います。
◆ゴール(マスクを外せる条件)が無い
マスクをやめる条件が無い。
新型コロナパンデミックが終わったら、ってことなんでしょうけど。
その終わる条件も無いですよね。
これも個人の感想ですが、ここまで広まってしまったら、もう終わらないでしょう。
今までの感染の波を見ればわかるとおりだと思いますが、様々な新しい変異株が優勢になることでピークが出来ている。
日本は昨年秋にデルタをかなりの低水準まで減らしましたが、それでもオミクロンで過去最高のPCR陽性者数を出しました。
今後も新型コロナは変異し、世界で循環し、被害を出し続けるでしょう。
比較的弱毒化していると言われている今こそ『いつまで感染対策を続けるのか』ということを検討する時期になっていると思います。
◆おわりに
いろいろと書きましたが、私は専門家ではありませんので書きたい放題ですね。
実際、どれも個人的な仮説を多く含みますので、タイトルを『検討したほうがいい理由』とソフトなものにしました。
制度を決める側の苦悩というのは知っているつもりですので、組織として『脱マスク』を決断することは、なかなか難しいとは思います。
しかし、2年以上前に決めた感染対策が今も最善ということはないでしょう。
◇◇◇
個人的には『当面TPOで着ける』という方針ではありますが、それ自体を推奨する確信はないです。当然周りにも同じようなやり方を勧めません。
どちらにせよ、それなりに論拠があり対立するのはアホらしい。という意味を込めて今回の記事でバランスをとってみました。
今後、議論が深まることを期待したいですね。
(なんか最近こればっか。)
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