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日本では『マスクを外す』のに勇気が必要だが、アメリカでは『マスクを着ける』のに勇気が必要らしい。

どうもこんにちは。
顔パンツ男です。

一か月くらい前のことですが、アメリカで『#COVIDisAirborne』がツイッターのトレンドになったそうです。

『#COVIDisAirborne』は『#コロナは空気感染』ということでいいかと思いいます。いまさらですね。

今回の記事では、そのトレンド入りを受けてのアメリカの記事を引用し、感想を書いてみたいと思います。

ちなみに、タイトルの通りですが、最近のアメリカでは『マスクを着けること』に勇気が必要みたいですよ。


◆#COVIDisAirborne Trends, Will Face Mask Mandates Return As Covid-19 Cases Rise?

元記事は以下です。
ちょっと長いですが、前半くらいを引用します。

#COVIDisAirborneの動向、Covid-19の患者数増加でフェイスマスク義務化が復活か?

Bruce Y. Lee
Jul 12, 2022,10:10am EDT

なんと、人はすぐに忘れてしまうものなのでしょう。月曜日、米国でCovid-19の感染者が増加する中、Twitterでは#COVIDisAirborneというハッシュタグがトレンドになりました。このハッシュタグを使ったツイートの多くは、そう、コビド19型コロナウイルスはまだ空気感染することができるのだ、と人々に思い出させようとするものでした。

なぜ、このような注意喚起が必要なのだろうか?結局のところ、ウイルスに小さな翼があり、レッドブルを飲むのを止めたから翼がなくなったというわけではないのだ。2020年春、2020年5月に『Forbes』で取り上げたように、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV2)はしばらく空中を浮遊し、小さな呼吸器の飛沫の形で6フィート以上移動できることを示す科学的根拠が出始めた。そのため、すぐにフェイスマスクの義務化や、屋内の換気や空気ろ過の改善を推し進めるようになった。その後、多くの新型ウイルスが出現したが、その後のバージョンでも、この空気中を漂う生物学的特性は失われていない。実際、現在流行しているSARS-CoV-2のBA.4とBA.5オミクロン亜型は、オリジナル版よりもはるかに感染力が強く、米国でCovid-19が流行していることは、最近Forbesで報告したとおりである。

ということは、「COVIDisAirborne」は「CheeseIsStillDelicious」や「ToiletPaperIsStillNeeded」のように思われないでしょうか?John Snow Projectはなぜ、SARS-CoV-2がまだできることを放映するために、このハッシュタグといくつかのグリーンを使う必要性を感じたのだろうか。

ご覧の通り、ビデオでは「空気を共有するときはいつでも呼吸器を着用すること」「漏れるサージカルマスクは使わないこと」を推奨しています。少なくともN95かFFP2という規格のものを使ってください。そうすれば、病気になることはありません」。また、「窓を開けて、ウイルスを外に出し、新鮮な空気を取り入れる」、つまり室内の換気を良くするよう促しています。これはあまり新しいアドバイスではない。繰り返すが、ウイルスが空気感染する能力は、2020年以降、特に変わっていないのだ。

変わったのは、人と政治家、そしてたまたまその両方になった人たちです。2021年の春以降、多くのフェイスマスクの要件は、シャッターシェードやアームウォーマーのように、一見流行遅れのように漸進的に変化しています。今では、多くの職場や学校、航空会社、電車などで、フェイスマスクの着用が義務づけられなくなった。そして、何かが要求されなくなったとき、何が起こるか想像してみてください。

ジョージア州アトランタにあるピエドモント・ヘルスケア・コーポレーションのCovidタスクフォースの臨床ディレクターであるジェイン・モーガン医学博士は、ハッシュタグ#COVIDisAirborneを使って、最近乗ったロサンゼルス行きの飛行機ではほとんど誰もマスクをしていなかったと指摘しています。

あなたは独身を好む性格ですか?

とツイートしています。「一人になる勇気を持て」とありますが、「一人」というのは、おそらくフェイスマスクをしているという意味でしょう。そう、彼女は多くの公衆衛生の専門家が推奨していることを、「勇気」という言葉を使って行ったのです。米国疾病対策予防センター(CDC)のマスクガイダンスのページには、「Wear a Mask When There is A Lot of COVID in Your Community」と書かれている。多くの人が集まる公共の場ではマスクを着用しましょう。" とあります。

#COVIDisAirborne Trends, Will Face Mask Mandates Return As Covid-19 Cases Rise?
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
[2022.08.09引用]
https://www.forbes.com/sites/brucelee/2022/07/12/covidisairborne-trends-will-face-mask-mandates-return-as-covid-19-cases-rise

◆『コロナは空気感染』

個人的にはクルーズ船(ダイヤモンドプリンセス号)での実績から『飛沫感染だけなわけがない。』と考え、だいぶ前から空気感染(エアロゾル感染)を前提に考えてきました。

というか、後々色々と調べた限り、実態としての『飛沫感染と空気感染の違い』は結構曖昧というかシームレスだと私は考えます。言葉の定義は別として。

『飛沫感染だから〇〇』とか『空気感染だから××』ではなく、『その場の環境条件によってリスクを考える』というのが正解じゃないでしょうかね。


◆「漏れるサージカルマスクは使わないこと」

記事中に『漏れるサージカルマスクは使わないこと』という部分があります。これもアメリカではいまさらです。

マスクオタクとして『CDC』や『redditのマスクコミュニティ』を見てきた私ですが、アメリカでは結構早い段階で『空気感染』での対策意識がありました。

1年以上前から『マスクは隙間が生じると効果が大幅に下がる』という周知はされており、平凡なサージカルマスクを何の工夫もなく使うことに関しては疑問視されています。
(何も考えてない人は知らないが。)

ちなみに、アメリカでは今年の2月くらいからN95マスクを無料で配布する政策がとられています。数量に制限はありますが。

ただまあ、いかに情報が周知されようが、N95が無料であろうが、やらない人はやらないのですね。


◆おわりに

マスクの効果が説得力のある実績として証明される、というのはあまり期待できません。少なくとも、現時点の実績では説得力は無いですね。

そういった前提で考えると、今のアメリカと日本のマスク事情は納得できるものがあります。アメリカ・日本どちらにせよ少数派はストレス溜まってそうですね。

個人的には『空気感染だからマスクは意味ない』よりも『空気感染リスクの高い場所なら正しいマスクを正しく着けなければ』と考えます。引用した記事の著者と同じ考えでしょう。

それにしても、マスクを外すならまだしも着けることに勇気がいるとは、アメリカの同調圧力的なものも、なかなか恐ろしいですね。

◇◇◇

なんとなくですが、もうちょっと柔軟になれないものかね、と思います。

我を押し通すにしても、常にやってたら社会が成り立たないでしょう。
だから、基本的にはルールに従ってどうしても譲れない部分では押し通す。
周囲も少数の例外を許容する。

そうすれば皆お互い様で、楽な気がします。
私も押し通したいときはありますし、勘違いでルールを破っていることはあるでしょう。

ということで、皆さんもルールに従うのはほどほどに!
たまには我を押し通しましょう!
(え、そんなこと言っちゃ駄目?)

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