シェディングはマスクで防げるのか?(ホルムアルデヒド編)
いまだ謎の多いシェディング。
というか、界隈ではその定義が曖昧ではありますが、今回の記事では『人からのホルムアルデヒドの排出への曝露』と仮定し、マスクでの対策が可能なのかについて考えてみたいと思います。
(以下、ホルムアルデヒドは『HCHO』と略します。)
HCHOに関しては<ナカムラクリニック様>の以下の記事で触れられているのを読み、初めて意識しました。
シェディングに関する個人レベルの報告とシックハウス症候群の症状との類似性から、HCHOおよびTVOC(総揮発性有機化合物)の可能性はありそうだなと個人的には考えます。
私自身、過去に1回強烈な症状が出たことがあり、その時の経験からも納得できる部分が多いです。
(記事中の『おでことかに磁石がつく』とか『波動』については実感していませんが。)
◆ホルムアルデヒド(HCHO)について
今回の記事では気体として人から排出されるHCHOとマスクに焦点を絞っていますが、一般的にHCHOは日頃から取り込み、また、体内で生成しているもののようです。
以下を読む限り、普段から少量とは言え排出されていると思われます。
ちなみに、wikiによると人体への影響は以下です。
◆ホルムアルデヒド(HCHO)のサイズ
HCHOを仮に分子単体で考えた場合、そのサイズは『0.5nm(ナノメートル)以下程度』とされているようです。
その他関連するサイズはだいたい以下くらいだったと思います。
・100nm:ウイルス
・5000nm:一般的な不織布マスクの網目の隙間
・30000nm:花粉
上記を考えると、マスクでは話にならなそうです。
なにしろ、隙間に対して1万分の1程度のサイズですから。
しかし、私の過去記事を読んでいた方ならわかる通り、マスクは物理的な網目のみで濾過しているわけではありません。
ということで、あるんです!HCHO対策のマスクが!
◆HCHO対策マスク・ピックアップ
察しの良い方はわかってるかもしれませんが、ガチなのはこういうのです。
・<興研>ホルムアルデヒド用マスクセットG-7-06型
まあでも、さすがに上のようなのは日常利用できません。
◇◇◇
現実的なところ、以下のようなのを使用し、上からスカスカのマスクで目立たなくする感じですかね。(私ならこれのみで使いますが。)
・<興研>防臭マスク マスキーMD-02
上のマスクは規格としてDS1で、吸気抵抗:40Pa以下のようですので、日常利用できる程度に息はしやすいと思います。(ウイルス防御性能は劣ります。)
◇◇◇
普通のサージカルマスクタイプが良いという方は以下のようなものもあります。(アマゾンで30枚入り¥840)
・<BMC>活性炭入りフィットマスク
個人的に普通のBMCフィットマスクを使ったことがありますが、ノーズフィッターが強く、頬の漏れ対策もそれなりで、全体的に値段の割に良いものという印象です。
安いですしHCHOには言及されていませんので、気休め程度かもしれませんが。
◆おわりに
簡単に調べてわかったこととして、HCHOや有毒ガス対策として活性炭が使われています。原理的にはファンデルワールス力による物理吸着ということのようです。
産業用のマスクで使われていますので、活性炭は効果があると考えて良いと思います。
似たようなマスクは上に挙げたものの他にも色々とありそうですので、検討したい方はご自身の症状などもふまえて最適なグレードのものを選んでいただければと思います。
といっても、普通のマスクでも症状緩和したという口コミもあります。
私の実感からすれば、マスクの漏れに気を付ければ、普通のでもかなり緩和できると思います。
ちなみに、家庭内などでは以下の製品の導入も良いかもしれません。
(高いよ!)
なお、色々と書きましたが一番効果があるのは換気でーす。
ガンガン窓開けていきましょう!(でも花粉がつらい。。)
[2022.04.15追記]
スパイクタンパク質およびエクソソームの排出を想定した過去の記事は以下です。よろしければどうぞ。
[2023.03.10 追記]
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よろしければどうぞ。
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