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3/13からの<マスクルール>について県の公式情報を調べてみた。

3/13からの<マスクルール>変更。

以前からの報道を見ると都道府県ごとに異なるルールがありそうな印象でしたが、どこも基本的には国のガイドラインを踏襲するっぽいですね。

今回の記事の引用部は私が住む埼玉県のサイトからのものですが、結局厚労省の資料を使用していました。他の都道府県でも概ね同じようなものかと思います。


◆何が変わるのか?

埼玉県のサイトから<リーフレット>を以下に引用します。
これが一番シンプルなやつだと思います。

マスクの着用の考え方について - 埼玉県
[2023.03.09 引用]
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0710/masukuchkuyou.html

上記の重要箇所は以下でしょうか。

『これまで屋外では原則不要、屋内では原則着用としていましたが令和5年3月13日からマスク着用は個人の判断が基本となります』

特に<個人の判断>を強調しています。

◇◇◇

個人の判断。

それはともかく、公式の判断基準になるようなものは以下だと思います。

マスクの着用の考え方について - 埼玉県
[2023.03.09 引用]
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0710/masukuchkuyou.html

◆所感

全体的に見て、<飛沫対策>を継続し<エアロゾル対策>は捨てる。と言った内容かと思います。

まあ、マスクで<エアロゾル対策>までしてる人はこれまでも極少数でしょうし、慎重な人は外さないでしょうから、3/13以降もそんなに大きな影響は出ないんじゃないかと私は推測しています。どうなるんでしょうかね。

◇◇◇

上記のガイドラインで具体的に緩和されるのは以下くらいでしょうか。
(混雑状況や会話の発生を柔軟に考えたとして。)

・商業施設利用時
・仕事中

それにしても、どうせエアロゾル対策を捨てるなら、会話のほぼ無い満員電車内での緩和がなぜ含まれないのかという疑問があります。


◆なぜ変わるのか?

ところで、私が気になるのは<なぜ変わるのか?>。
理由について探しましたが、特になぜ緩和されるのかの説明は無いっぽいです。

普通に考えれば、日本は感染の波ごとに被害が最大を更新し続けていると言えるわけで、感染対策を緩める理由は無いと思うんですけどね。
(それが正しいかは別として。)

<ウイルスの弱毒化><自然感染やワクチンでの免疫><科学的なマスクの効果の見直し>などは考えられそうなものですが、そのような説明は無かったです。

◇◇◇

強いて言えば<個人の判断>がポイントになるんでしょうか。

『個人の主体的な判断を尊重するため、マスク着用のガイドラインを緩める』

実際にどの程度の割合の人がそれを望んでいるのかは別として、そのような世論が形成されていった感はあります。

国が<個人の主体的な判断>を尊重するなんて何やら怪しいと思ってしまいますが、今回がそうでないことを願うばかりです。


◆おわりに

それにしても<個人の主体的な判断>ですよ。

『個人の主体的な判断とは何か』について厚労省のサイトで説明されていれば面白かったですが、そういうのはありませんでした。

それは『自由』と解釈できるかもしれませんが、私は『自由』という概念すら、なかなか難しいものだと思っているんですけどね。

というわけで、今後もマスクにまつわるゴタゴタはありそうな感じです。
世間的なマスクの効果や感染リスクへの認識は曖昧なままだと思っていますので、柔軟な対応や寛容さを期待したいものです。

なお、私はコロナ以外でもマスクを着ける理由が色々とありますので、当面はTPOでガチマスクを続けまーす。

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