コロナ自宅療養に空気清浄機のススメ
ちょっと前の記事で空気清浄機(コルジ・ローゼンタール・ボックス)について書きました。
記事は感染対策目的としての内容でしたが、ふと『感染後の自宅療養でも重要なのでは?』と思ったので、今回記事にしておきます。
要点は『家庭内感染予防』と『重症化予防?』です。
論拠を補強できそうなソースは無かったので、短めに。
◆家庭内感染予防
コロナ禍初期から家庭内感染対策に『換気』『部屋の陰圧室化』は言われていました。おそらく『空気清浄機の活用』に言及したものもあったと思います。
個人的に『換気』は結構難しい印象です。
窓を開けて空気の流れを作ったところで一定の風量が期待出来るわけではありません。夏や冬は厳しいですし、外気(pm2.5)の影響を考えると必ずしも良いとは限りません。
また、集合住宅では排出先が隣室の空気取り入れ口に近かったりする場合も考えられ、そのまま出すのを躊躇するような環境の方もいるかもしれません。(私がそんな感じ)
療養部屋に空気清浄機を導入することで、それらの懸念は解決します。
◆重症化予防?
重症化予防目的での空気清浄に言及されたものは見たことが無いですが、理論上、そのような可能性はあるのではないでしょうか。
単純に考えて密閉空間で療養した場合、自らが吐き出したエアロゾルだらけになります。
せっかく体の防御反応(?)として咳をして排出したものが、空間に蓄積していく。
排出された小さな飛沫は瞬時にエアロゾル(飛沫核)化しますので、自らのそれを再吸引し続けることになります。
まあ、既に症状が出ている段階での『追いウイルス』みたいなのが転帰に影響するのかと言うと、そのような論文は見つかりませんでした。
とはいえ、療養空間は清浄なほうが良いでしょう。
仮に一人暮らしであれ、空気清浄機の利用にデメリットは無いかと思います。音がうるさいくらいですかね。
◆空気清浄機のご紹介
世界で注目されている(?)『コルジ・ローゼンタール・ボックス』ですが、使用されているフィルターやファンを日本で安価に入手することは出来なそうです。
そんな中、最近noteで日本版ボックスの作成記事をアップしてくれた方がいます。
以下の記事です。
DIYにやる気のある方はぜひどうぞ。
(2023.07.20現在無料公開されてます。)
◇◇◇
市販品では以下のものが注目されているようです。
(2023.07.20時点で『来週明け販売開始予定』とのこと。)
◆おわりに
紹介した空気清浄機の他にも『エアコンにフィルターを貼る』という方式も注目されています。これが一番お手軽ですね。
(クレアウィンフィルター等)
とはいえ、様々な市販品を含めて『濾過性能、コスパ、ランニングコスト、運用の手間など考えてどれがベストな選択なのか』を精査するのは難しそう。
CADR値( Clean Air Delivery Rate 、クリーンエア供給率)とかが判断指標になったりするようですが、私自身、空気清浄に関しての知見はまだまだなので判断しかねるところです。
自宅利用前提でケチる気が無いなら、市販品のものから出来るだけ能力の高いのを選ぶのでも良いかもしれないですね。
とりあえず私は自宅療養になったら自室の空気清浄機(HEPA)を急速設定で常時稼働させようと考えてまーす。
空気清浄機をお持ちでない方は、この機会に導入検討してみるのも良いのではないでしょうか。