どうもこんにちは。
マスクオタクです。
最近、武見大臣(厚生労働大臣)が記者会見でマスクの効果について言及していたようだ。
こういうのは新たな情報としてはあまり期待できないものだが、政府というか厚労省の最近のマスクへの見解はちょっと興味があった。
ということで、会見の文字起こしを引用し所感を記す。
◆武見大臣会見概要
以下リンクからマスクの箇所のみ引用する。
なお、あとで要点をまとめてるので飛ばしてもOK。結構長いし。
◆まとめと所感
内容としては記者からの『エアロゾル感染、空気感染の場合、通常のマスクで防ぐことはできるのでしょうか。』という質問に対して『効果はある』と印象付けながらも具体的な確率には言及していない。
まあそんなもんだろう。質問は結構曖昧だし。
要点をまとめると以下の感じか。
◇◇◇
なお私は『マスク教・N95マスク至上主義・ムリシナイ派』のような者なので『空気感染なら普通のマスクは意味ないよね?』については結構理解がある。
ただし、そこで言われる空気感染が『ノーマスクなら100%確実に空気感染するような環境』を前提とするならだ。
つまり、空気感染といってもリスクは 0% か 100% ではなく中間があるはずで、低リスク環境なら漏れ率50%のマスクが感染を防ぐ可能性は否定できない、と私は推測している。あと、排出抑制効果は吸引とは異なる評価が必要。
◆おわりに
最近私は個人的な『マスクの疑問まとめ』を書いたが、そこで示した通りまだ結構いろんなことがわかっていない。たぶん。
なので武見大臣の『(エアロゾル感染をマスクで防げる確率は)まだわかりません』は結構正直な回答ではなかろうか。
それなりに金使って資料を作ったりはしてるだろうから、仮説と状況を前提に大体の期待値くらいは示せるだろと思うが、それはそれで混乱を招く気はするので難しい。
なお、私が厚労省に望むのは不明点も含むマスクに関する充実したFAQ(よくある質問とその回答)で、そのようなものが無いのは以前から大きな不満であり続けている。近いのはあるがこんな感じ。
2項目しかない!
マスクはTPOで有効活用したいものである。