コロナ・私的まとめ(ワクチン)
新型コロナワクチン。
9/20から『秋接種』が始まりました。
私は1回も打っていません。
その理由は『不信感』ということになるでしょう。
この1年、その不信感は特に変わらず残っていますし、何なら大きくなっている感じがします。
◆最近の流れ
『秋接種』の情報については以下にまとまっています。
NHKなので公式見解に近いものでしょう。興味のある方はどうぞ。
順当に打ってれば今回が『7回目』となるようですが、ネットニュースでは回数に言及されたものは少なかったです。
そういえば、コロナの『第9波』も禁句みたいになってました。これがウィズ・コロナってやつなのか。
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ワクチンの効果についてリンクの記事では歯切れの悪いコメントでした。(『免疫の反応が見られた』)
免疫の反応が見られればそれでいいのかよ、と思いますが、最新のコロナ情報を追ってXBB.1.5,EG.5.1,BA.2.86とか知ってる人のほうが少なそうだし、こんなもんですかね。
実際、抗N抗体保有割合を見ると60歳以上の感染率は低いので、そのような点ではワクチンの効果を実感している方も多いかもしれません。
逆に、50歳未満とかだと抗N抗体保有割合が50%を超えてるので『やっぱ打ってても普通に感染するよね』って感覚でしょう。
なお、日経新聞では以下のような『熟慮の上で』といった方向性の記事もあるようです。こちらでは『第9波』に言及され『マスク』という単語も使われています。
◆効果について私の印象
さて。
ワクチンの効果についてどう考えるべきなのか。
色々と情報を見てはいるんですが、正直言って『評価出来ない』って感じですね。
効果がある/ない、双方のデータを見たりするんですが、それが優れた統計分析の結果なのかを判断するためには結構な知識と労力が必要になるだろうと考えています。
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私は打ってない人なので、それに有利に働いてるようなデータ分析を評価したいところですが、SNSで指摘されているような事柄にも納得します。
私が見ても『チェリーピッキングだな』と思えるものは過去にもありました。
しかし、『良い生データ』は日本では公開されていないように思えるので、それなりに金と労力をかけないと説得力のある情報を整理することは出来ないような気がします。
たまに『反証が正しいなら論文として出せばよろしい』といったものを見るんですが、研究費用なりリソースが必要になると思われ難しいですよね。
そもそも、そのような予算の拠出元はなんだかんだ国の意向が働くのでしょうから、そういった研究結果は当面期待出来ないと思います。
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そういう意味で、整えられた公式データをそのまま受け取る気にはなれません。
信頼性の問題にもなると思うんですが、これまでの実績(当初見込まれたワクチンの効果と結果とか都合の良いデータ集計とか運用変更とか)から考えて疑いたくもなります。
少なくとも日本では接種回数が増えていながら被害は最新の感染波で過去最大を記録し続けているように見えます。
といっても、その事実が『ワクチン打っても無意味か逆効果』に直結するかというと、私はそのような判断をしません。(ワクチン接種率も下がってますし。)
◆評価、運用への不信感
統計的な評価が困難なら理論から推定したいところ。
ワクチンへの評価で『抗体価の上昇』がよく見られます。
最新のものでもXBB対応とはいえEG.5.1,BA.2.86への『抗体価の上昇が見られ効果が期待される』などとされているでしょう。
ちょっとでも上昇すりゃ上昇なんでテキトーだなと思うんですが、そもそも『抗体価がどの程度上昇すればどの程度の効果が期待できるのか』という根拠はあるんでしょうか。私が知らないだけですかね。
既にこれまで6回は打って複数の感染波を経験してきたわけですから、そのような知見があって然るべきと思うんですよね。
というか、『抗体価の上昇=効果』とするなら、そこの分析は最も重要になるように思います。
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私が認識している限り、抗体価は高齢者ではそれほど上がらず3か月程度で大幅に低下します。
これを今回のワクチンに当て嵌めるなら『冬に備える秋接種』とされていながら、冬の感染波の頃には抗体価が低下した状況になると思うんですよ。
仮に抗体価を根拠として接種を勧めるとしても、運用の観点から合理性を感じません。
◆デメリット評価への不信感
そして一番大きな不信感はデメリット評価。
ワクチン接種後の有害事象に対するメカニズムの分析は行われているのでしょうかね。
いわゆるコロナ後遺症がスパイクタンパク質と関連するものなら、普通に考えてワクチン後遺症も同じようなメカニズムが働いている可能性はあるわけです。
公式に超過死亡の原因はコロナ感染にあるのでしょうが、上記の理屈で考えればワクチンも疑う対象になるのが当然でしょう。
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少なくともそのメカニズムの解明を進めることで、ワクチン接種を禁忌するべき対象を絞れるかもしれない。
現在のように、ほぼすべての人を(生後6か月以上から!)対象に出来るほど実績の積みあがったものだとは到底思えません。
◆おわりに
そんなわけで、ワクチンについては不信感から打ってないのですが『ガチの研究者が懸念を表明していること』も重く見ています。
私はそのような業界に詳しくないですが、その構造を想像すれば『ワクチンのネガティブな情報を発信することは個人としてデメリットしかない』ということは理解できます。
引き続きそのような方々には活動を続けて欲しいところです。
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ただまあ現在のような状況になった以上『打った/打ってない』どちらが良かったのかというのは、今後の状況次第だろうと妄想しています。
これから登場するウイルスがどちらにとって有利に働くのか、少なくとも一般人には知り得ないでしょうからね。
そのためにも、ワクチンに頼らない感染症対策に注目していこうと思いまーす。