なんとなく第8波について考える。
最近コロナが増加傾向のようで、巷では第8波と言われております。
個人的には『流行は新しい変異株の出現による』と考えているので、今回の上昇傾向が何によるものなのか、ちょっと気になります。
調べてみると『BQ1,XBB』が増えだしてるようですね。
今回の記事では直近のアドバイザリーボードの資料を引用しつつ、そのあたりを短めに。
◆これまでの傾向
『流行は新しい変異株による』というのは今のところそれなりに正しく、過去流行した株が大きく再燃したことはありません。
そのあたりを以下に示します。
上記はコロナ後の各変異株が色分けされたものです。
目立つ赤色(BA.2)が昨年末くらいからのオミクロンで、それまでは割とハッキリした傾向でした。
ですが、赤が減るに従い、派生する多様なオミクロンの変異株がそれなりの割合で見られています。
そして、今はというと『XBB,BQ1』が優勢になるかもしれない、という状況のようです。直近の状況を以下に引用します。
◆新たな変異株『XBB,BQ1』
『XBB,BQ1』については『NHK首都圏ナビ』にわかりやすい情報がありました。以下に引用します。
直近の『BA.5系統』と比較し、感染力が強いようです。
重症度については『変わらずか』としていますが、時期的に寒いこともあるでしょうし、夏のピークよりも被害は大きいものになるかもしれませんね。
◆おわりに
今回の第8波について『感染対策が緩んだからだ!』みたいな意見を見ることがありますが、さすがにマスク着用条件を緩めたくらいでこんな影響は無いと思います。(それでも着けてる人がほとんどですし。)
やはり『過去の免疫が効かない新たな変異株の出現』ということに大きな要因があるのでしょう。
ちなみに、前回記事に書きましたが『大気汚染』が何らかの影響を持つとしたら、埼玉の私の住むあたりは先週末くらいからかなり空気が汚れています。偶然なんですかね。
予防と早期対処を心がけたいところです。
皆さまもどうぞお気をつけて。