水(水蒸気)のホルムアルデヒドを測定してみた。
いまだ謎の多いシェディング。
今回は水(水蒸気)について。
というのも、コメント欄にて『風呂で』とか、その他報告で『銭湯で』とか見ているのだ。
そもそも水がヤバイ可能性はないだろうか?
結果を先に書くと、水蒸気のホルムアルデヒド(HCHO)は有意な上昇を示したので、このような記事を公開することで私は消されるのだろうか、などと頭をよぎったが、なんのことはない。測定器の問題であった。
オチはもう書いてしまったので、短めに。
◆水を疑う
冒頭で書いた通り、シェディングと水は少なからず関係があるようだ。
疑われているのは『接種者』との水を介しての接触。
何事もゼロベースで考えたい私としては、『初っ端から水が駄目かも』について確認してみることにした。
私の空気質測定器では当然『水』は測れないので、加湿器の蒸気に曝してみることにした。(たぶんあまりやらないほうがいいと思います。)
結果、HCHOは 0.07 [mg/m^3] まで上昇した。
ヤバそうな数値だ。ここで私が社会的に抹殺されることが頭をよぎる。
しかしもちろん私はこの程度でファクトとはしない。
問題の切り分けに移る。
◆加湿器を疑う
加湿器の問題かもしれない。
そう考え、ナベで水を熱した蒸気を測定したが、同じように有意な上昇が見られた。
やはり私は消される運命にあるのか、などと感じつつ、さらに問題の切り分けを進める。
◆水道水を疑う
私が使用したのは『水道水』であった。
『水道水だけ』に問題があるのだろうか?
それはある意味、私が消される核心である。
いくつかの水を試すことにした。
以下である。
水道水
ペットボトルの市販の水
濾過水(スーパーの水サービス)
結果、すべて似たような傾向(有意な上昇)を示した。
ここに疑問を持った。
スーパーの濾過水は『RO(逆浸透膜)浄水器』によるものである。
ホルムアルデヒドとなると濾過率は高くないらしいが、有意差が出てもいいようなもの。
市販の水含めて、なぜほとんど変わらないのか?
◆メーカーからのお知らせ
以前、『測定器がアルコールをHCHOとして検出すること』についてメーカーに確認したことがあったが、その後も数回ちょっとしたやり取りをしていた。
なので私はメーカーに『もしかして水も検出しますか?』と聞けたのだが、それをすることで私が消されるキッカケを与えそうで躊躇していた。(冗談ですよ。)
それはともかく、丁度私が謎を探っているときに、メーカーから偶然以下のメッセージがあった。
『温度と湿度も影響するよ!』(訳:私)
『アルコール』に続き、二度目の『なんてこった』である。
『湿度』が影響するのだ。
そりゃ水蒸気に反応するであろう。
◆おわりに
結論として、水(水蒸気)のホルムアルデヒド(HCHO)の測定結果については、たぶん問題ありません!
ということで、空気質測定器でHCHOを測る場合は『アルコール(エタノール)』と『高温・高湿』にご注意ください!
もしかしたら他にもあるかもよ!
気をつけないとね!