“全米人口の60%近くが新型コロナ感染か” 米CDC報告書公表
アメリカ、約60%が感染済。
子どもは約75%が感染済だそうです。
4/27のNHKの記事から引用します。
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割合としては高いですが、もっと前のインドでの実績などを考えると妥当なところなのかもしれません。
個人的には『結構前からこんなもんだったんじゃないの?』って感想です。
なぜか欧米ではコロナ対策緩和の流れになっていますが、そんな中で、このような集団免疫を示唆するかのような情報を出してくるのはどういうことなのかと邪推してしまいます。
なお、おおもとのソースである『CDCの報告書』がちょっと気になったので探しましたが見つかりませんでした。
まあ、CDCの関連情報によると『ヌクレオカプシドタンパク質に対する抗体』と記載されていましたので、いわゆる『抗N抗体』での保有割合(自然感染)ということで良いかと思います。
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同じような調査は日本でも行われていて、以前、厚労省からの速報について記事にしました。
上記の結果として自然感染の割合は、せいぜい『5%未満』『平均で2,3%』というところ。
かなり低かったですが、第3回調査(昨年12月)の時点ということで、オミクロンはほとんど含まれていないものでした。
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先日、第4回調査の結果も公開されましたので、そちらも一部のみ引用します。
いわゆる自然感染は『ワクチン未接種で10%、接種済で4%程度』というところ。接種、未接種で結構違うんですね。どういうことなのでしょうか。
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おわりに
アメリカと日本でだいぶ違う。
日本の結果が想定していたよりも低すぎるという印象です。
まあ、日本の第4回調査のタイミングが良く無いというか、ピークアウトしてからやれよ、って感じではあります。
これまでのピークアウトを考えるなら『行動的な人はほとんどウイルスに曝されている』というのが妥当な考えで、アメリカの結果はそれを裏付けるようなものだと考えます。
それにしても、個人的には日本のほうが感染の拡がりやすさは上だと思うんですけどね。
都市間が短時間で移動できるとか。満員電車とか。人口密度とか。
アメリカと日本の測定条件が異なるのかはわかりませんが、まあ私たちも日頃ウイルスに曝されていると考えておいたほうが良いでしょうね。
ということで、引き続き自然免疫を落とさないように気を付けましょう。
楽しむのも重要ですよー。GWですし。