N99マスクを買ってみた。
どうもこんにちは。
マスクオタクです。
今回の記事はタイトルのとおりN99マスクの感想。
N99とは世間的に割と知られたN95の上のグレード。
なんていうか『マスクオタク』とか自称してる以上N99マスクくらい体験しておきたいじゃないですかー。(馬鹿)
でまあ、結果的に『日常利用は厳しそう』って感じで、散財したも同然なんですけどね。
◆マスク紹介
試したのは『GVSジャパン N99マスク SEGRE N31000』だ。
以下、アマゾンの商品情報。(トップ画像は同じページから)
◇◇◇
ちなみに、公式サイトではN99マスクについて以下のように説明されている。
◇◇◇
なぜこれを選んだのかというと使用されている『PTFEメンブレンフィルタ』が気になったからだ。
このフィルターはナノファイバーフィルターと同じようにエレクトレットに頼ってないので、長時間使用しても効果が低下しにくい。アルコール消毒も可能だから気軽に再利用も出来る。
デザインは目立つがそれほど悪くない。
(もう私の感覚がぶっ壊れてる気がするが。)
で、『N99なんて息がしにくいんでしょ!どうせ!』と思ってアマゾンレビューを見たら『意外と息苦しくない感じ』とか書いてある。
吸気抵抗の仕様を探したけど結局見つからなかったので、レビューを信じ購入となった。
◆感想
で、使ってみた感想としては最初に書いたとおり日常利用は厳しそう。
理由は以下だ。
結構苦しい
隙間が出来そう
ゴムの締め付けが不快
◇◇◇
・やはりN99だけあってそれなりに苦しい。デスクワークでたまに休憩しつつなら可能な気がするが結構ギリギリのライン。あくまでも私の感覚だが吸気抵抗は『興研・ハイラック350』の1.5倍以上。
・ノーズフィッターはかなり硬い金属製、内側(鼻付近に接触する箇所)にノーズパッドがついている。この構造自体はN95でよくあるが、ノーズパッドが薄く(約2mm)あまり柔らかくないためフィットさせるのが結構難しい。
なお、初期状態は完全に折りたたまれている。ここから鼻・顔面にフィットさせる調整がムズイ。
うまいこと曲げてもタイト目に着けると鼻梁を強く圧迫することになるので、そのせいで息がしにくくなる。圧を弱めると隙間が開く。このバランスが難しい。少なくともフィットテストが必須なマスクだと思う。
・締め紐は強めのゴムだ。そのため肌や髪との接触感があまり良くない。また、着圧調整は可能だが手間なので、やはりフィットテストの合格難易度が高そう。もしくは強い締め付けがデフォルトで長時間の使用が結構なストレスになりそうだ。
◆おわりに
ということで、N99以上を求めるならハード面体の『防じんマスク』じゃないと運用は厳しいかな、という感想。最低限でこんなやつか。
◇◇◇
『スペックが高い=(自分にとって)良いモノ』とは限らない。そういうものほど上級者向けで性能を引き出すのが難しいと言えるかもしれない。
『GVSジャパン N99マスク SEGRE N31000』は再利用しても効果があまり低下しないのでコスパは良い。フィットに自信がありN99の性能が欲しいなら候補になるだろう。
個人的には『興研・ハイラック350』と『重松製作所・DD11-S2-5』が圧倒的に良いので、N95(DS2)とはいえ高リスク環境であってもそちらを使うと思う。
マスクはTPOで有効活用したいものである。
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