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新型コロナワクチンの統計を疑う。

私は新型コロナワクチンを打っていない。

理由は『なんとなく怪しかったので調べたところ、ガチプロっぽい人が中長期的なリスクを懸念していたから様子見』って感じ。

様子見を続け現在は2024年8月。
最近あらためて『統計結果って怪しくないか?』と思ったので記事にしておく。

なお、ワクチンなんて私はド素人なので、質量的にガチプロの鼻クソ未満の知識しかなく何を言おうが妄想のようなものである。まあただ今回のは機序ではなく統計のバイアスの話しだから、鼻クソでも少しはチャンスがあるだろう。

なお、簡単に結論を書くと『ワクチンの効果は健康な人を選別しているという結果なんじゃないか』という感じだ。


◆ノーワクチン集団の属性

まず、ワクチンの効果を統計的に見ると重症化、死亡、後遺症リスクが非接種よりも低い。そのような論文が多数ある。

で、そのような比較をするにあたって各接種回数の集団の均質化が非常に重要で、分析時に何らかの調整が行われているのだとは思うが、私にはその妥当性が評価出来ない。そして、それはガチプロでもかなり困難だと思う。特にノーワクチン集団の属性。

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ノーワクはよく陰謀論者と結びつけられがちだが、日本の場合いわゆる反ワクチンの巨大アカウントを見てもフォロワーは30万人程度。

そして、重症化・死亡リスクの高い高齢者がそこに含まれるかというと多くない気がする。

ワクチンの効果を疑ったうえでノーワクなのは中年層が多い印象。そのあたりの年代に絞っても、未接種集団の中では圧倒的な少数派ではなかろうか。

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ノーワク集団の特徴的な属性は何なのか?

普通に考えると『健康リスクが高い』という推測は可能ではないだろうか。割合として。

私はredditでマスク情報を見たりするが、その中で『家族が病気治療中でワクチンを打っておらず(打てず)、感染させたくないからN95マスクを着けている』といった内容を複数回見た記憶がある。

重い病気の治療中で健康状態が安定しない場合、接種を見送っている可能性は高いんじゃなかろうか。また、雑な言い方をすると余命宣告されているような人がワクチンを打つだろうか。

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まあつまり、健康リスクの高い人が打たない(打てない)結果、母集団は結構な偏りを持っているんじゃなかろうか。

そういう意味で、SNSなんかで医者が肌感覚で『未接種者が重症化、死亡しやすい』と言っているのは正しいんじゃないかとも思える。


◆1回接種について

つまり、打った(打てた)段階で比較的健康な人が選別されていると私は推測しているが、それは2回接種を完全接種の条件とすることでさらに強固になるだろう。

私は以前、英国の国家統計局(ONS)のデータを確認したことがあるが、これによると1回接種者の全死因死亡率が他よりも明らかに高い。

普通に考えれば1回接種でも多少は効果があるか、せいぜいノーワクと一緒のはず。しかし、全死因死亡率はノーワクよりも高いのだ。

1回目を接種しているということは数週間後の2回目も予定していたはずで、接種を決めた時点では健康状態に問題が無かったと推測出来るだろう。

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なぜ1回で接種をやめたのかについては集団の属性を特徴付けるために詳細な分析がされるべきだと思うが、普通に考えると『副反応が強かった』という理由が思いつく。

ガチ素人の私が妄想する限り、ワクチンの副反応の強さは過剰な(または異常な)免疫反応によるものと推測するが、それは結局様々な疾患に対するリスクだと考えても良いのではないか。

つまり、2回接種を完全接種とすることで、完全接種者集団はコロナ感染に限らず免疫系の不安要素が少ない集団になるかもしれない。


◆重症化リスクは初回感染と関係する

また、ワクチン接種は疑似的な感染という効果を狙ったものだと思うが、それがどれほどの効果があるのかは謎だ。

最近私は以下の記事で『コロナ再感染での重症度は初感染時の重症度と関連してるっぽい。』ということを確認した。

これによると重症化リスクは初回感染と関係するそうだが、それってワクチンに関しても言えるんじゃなかろうか。

つまり、ワクチン接種(疑似感染)による副反応が軽かった人はコロナ感染での重症化リスクが低いのではないか、ということ。

その仮説が正しい場合、軽い副反応でワクチン接種を続けられている人は重症化・死亡リスクが低いという統計になりそうだ。

逆に、副反応が強かったのを理由に1回でやめた人や、我慢して2回目以降を打った人ほどワクチン後遺症(またはコロナ後遺症)を発症している可能性が高いかもしれない。そのような分析は欲しい。


◆おわりに

以上の私の妄想が正しい場合、ワクチンにまったく効果が無かったとしても統計的には効果があるという結果になってもおかしくない。

とりあえず、ONSの統計だと1回接種者の健康リスクが高いことは明らかで、そこがすごい引っかかる。個人的に。

交通事故の統計で気になったような『事故を起こしやすい人はノーワク』と同じように『健康リスクが高い人はノーワク(または1回接種止まり)』って傾向はあるんじゃないかと思える。あくまでも集団内での割合として。

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ちなみに、こういった母集団の偏り(バイアス)はワクチンに限ったことではないが、ワクチンの場合は『重症化、死亡、後遺症』等の発生割合が全体からしたら低いため、特に影響が大きいように思う。

まあ所詮は鼻クソレベルの妄想だが、妥当な統計分析はされているのだろうか。そのような疑念は残る。

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