『サル痘』に若干の動きがあったので記事にしておきたいと思います。
どうも今回のサル痘は、これまで症例として示されていた症状とは異なる場合があるようなんですね。
ちなみに、6/10時点での症例確定者数(おそらく)は以下のとおり、世界で1500人弱です。
今回の記事ではCNNの記事を翻訳引用し、要点などをまとめたいと思います。引用部は長いので面倒な人は適当にとばしてください。
なお、引用部はすべてwww.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
◆The ah-ha moment when doctors realized first US patient in global outbreak had monkeypox: 'It wasn't initially on our radar screen'
記事中ではアメリカでの『サル痘』発生初期のエピソード、症状や感染経路、CDCの所見などがまとめられています。
◆記事の要点
気になった点を抜粋引用します。
◇◇◇
今のところ重症化リスク、感染リスクともに低いようです。
◇◇◇
感染経路はほとんどがいわゆる濃厚接触者のようですが、経路不明のケースもあるようです。
◇◇◇
次は気になるところ。
今回の流行では『サル痘』の初期症状とされていた発熱等がなく、他の症例との見分けがつかない場合があるということ。
◆所感
感染リスク、重症化リスクともに低い。
感染経路は、ゲイ、バイセクシャルでの(性的)接触の可能性が高く、その他では非常に低い。
ただし、症状は他の疾患と重なる可能性があり判断が難しい。
というところ。
総合して大騒ぎするものではないですね。
感染は拡がらず早々に終息するでしょう。
今わかっている情報で判断する限り。
◇◇◇
気になるのは今後のPCR検査の増加です。
(記事中では言及されていませんが。)
個人的にPCR検査は運用方法という点で信用できません。
原理については問題無いと思っていますが。
コロナでの実績を見る限り、重要な部分がブラックボックス化されているも同然なので、一部の人間が恣意的に運用出来る仕組みになっているのではないか。
PCR検査についての問題点はたびたび指摘されてきたと思いますが、『サル痘』でもおそらくフィードバックされないでしょう。
◆おわりに
『他の症例との見分けがつかない場合がある』というようなCDCからのガイダンスは『パンデミックへ至る一手』のようにも見えます。
以前の記事(※)で『自己免疫性水痘症』とは症状が異なることを整理しましたが、そのような前提が崩れてしまった。
もし恣意的な力が働けば、PCR検査により似たような症状は『サル痘』疑いとされてしまう可能性があるのではないか。
◇◇◇
なんとなく不穏な方向に一歩進んだという感じではあります。
今後、感染経路不明者がかなり増えたら要注意。
引き続き、たまに注視してみたいと思います。
※過去の記事はこちらです。