『新型コロナ』と『ローズマリー』【摂取編】
前回の記事でローズマリーのコロナ対策としての有効性について整理した。
私が見る限り、ローズマリーは『感染・重症化・後遺症』と総合したコロナ対策として用いることが出来そうだ。
特に『後遺症』に関しては有効な治療方法が確立していない今、選択肢のひとつとなるであろう。
今回の記事では『ローズマリー』の摂取方法について調べたことをまとめる。
結論を先に書くと個人的には『料理に取り入れつつ無理なら乾燥葉をミルで細かくしたものを薬として飲む。』という感じだ。
◆精油は駄目っぽい。
精油から気体か液体で摂取出来れば楽である。
しかし駄目っぽい。
詳しい人であれば当たり前のことかもしれないが、ローズマリーの『カルノシン酸』は『ジテルペン』であるため気化するほどの大きさではない。ということのようだ。
興味のある方は以下が参考になるかもしれない。
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そして、水蒸気蒸留法では『カルノシン酸』が抽出できないためか、ほとんどの精油としてのローズマリーの成分には『カルノシン酸』が含まれていないっぽい。
(このあたりも私は知識が足りない。例外はあるかもしれない。)
とはいえ、アロマ吸引として『カルノシン酸』が含まれていないとしても、ローズマリーの芳香成分はいくつかあるため、それぞれの成分に期待される効能はあるだろう。
◆結局、食べるのがベストっぽい。
情報を探っているうちに有用な記事を見つけたので引用する。
なお、『東京工科大学・佐藤拓巳氏』については前回の記事でも論文のプレスリリースを引用している。
上記からすると気体の吸引には触れられていないので、やはり無理なのだろう。
『抽出物』(液体?)がベストであるが、コスト面などから実現していないとのこと。
現状では葉を経口で摂取するのがベストのようだ。
『1日5g』とした場合『現実的ではない』とされているが。
◆ミルで挽いて薬として飲む
料理として大量に使うのは現実的ではない。
個人的に、これは以前も経験したことだ。
私はコロナ対策として『ニゲラ・サティバ』(植物の種子)を電動ミルで挽いてお茶で流し込んでいる。
同じことを『ローズマリー』でやればいいだけだ。
調べると乾燥葉はそれほど高くない。
まとめて1キロ買えば仮に1日5g摂取するとしても1日あたり10円程度だ。
◆サプリメント
ちなみに、先に引用した記事は2017年のものだ。
現在では有用なサプリ等あるのか『iHerb』を見てみたところ、乾燥葉を粉末にしたものが入ったカプセルが複数種類売られていた。
やはり葉を経口摂取するしかないようだ。
サプリは例えばこんなの。
乾燥葉よりは明らかに割高だが、お手軽に摂取するならこれでもいいのかもしれない。
しかし、上記の場合『1粒:350mg』っぽいので、仮に5g摂取しようとすると15粒(5.25g)ほど飲む必要がある。朝昼晩の3回にわければなんとかいけるだろうか…私は無理だ。
◆おわりに
5gはおそらく大量である。
実際の乾燥葉を計ってみないとわからないが、やはり料理に使うのは『現実的ではない』のだろう。
しかし、『完璧を求めた結果何もしない』というのは好きではない。
5gが現実的ではないとしても、まずは現実的な量で始めてみれば良いのだ。
ということで、注文した乾燥葉が届いたら料理に使ってみようと思う。
そして、いずれ私が炊飯器を買うことになったら、ローズマリー炊き込み御飯にも挑戦しよう!(炊飯器が無くても鍋で炊けば良い気もするが。)
でも、料理に使うのが難しい場合は、諦めてミルで挽いて薬として飲みます。
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なお、ハーブとはいえ副作用や禁忌がまったく無いわけではなさそうです。試してみたい方は、自己責任でお願いします。
ご自身の持病や服用中のお薬などを考慮し、医者に相談したうえで摂取してください。
また、摂取するとしても最初は少なく徐々に増やしていき、体調不良などを感じたら摂取をやめ、改善しないようであれば医者に相談しましょう。