プール熱・過去10年で最多
日本では今『インフルエンザが夏に流行する』という不可解なことが起きています。(もう秋ですけどね。)
で、そのあたりを調べていてタイトルの記事を見つけました。
何やらいろいろとおかしなことになってるみたいですね。
今回は、該当記事の抜粋引用と沖縄・埼玉のデータ確認、そして感染症の怪しげな流行についての所感など。
◆記事引用
記事はNHKのサイトから。
リンクは以下です。
◆沖縄、埼玉の現状
この手の感染症の流行はここ最近、地域差が大きくなっている印象です。
NHKの引用データは全国のものでしたが、コロナ感染が先行していた沖縄と私の住む埼玉のデータを確認してみます。
ついでにいくつかの感染症を含めて、以下のデータのスクショを貼ります。
・新型コロナ
・インフルエンザ
・RSウイルス
・咽頭結膜熱(プール熱)
◇◇◇
<沖縄>
<埼玉>
◆所感
沖縄の咽頭結膜熱(プール熱)は記録的な状況のようです。
とはいえ、もともと定点あたりの人数が少ないため、医療機関への負荷はインフルエンザのほうが大きそうです。ってか、沖縄って年始にも普通にインフルエンザ流行してたんですね。
データは最新とはいえ2週間程度前のものです。
順当に考えると埼玉(および全国)の今の状況は、沖縄の後追いになっている可能性が高そうです。
本日、東京や神奈川では『救急車逼迫アラート』が出ているようですので、やはり関東圏ではインフルエンザが結構流行してそうですね。
◇◇◇
感染症の異常な流行について、引用記事中の専門家の見解は以下のようなものでした。
『新型コロナウイルスの感染対策が取られる前は、いろいろなウイルスが交互に流行していたが、ことしはさまざまなウイルスが同時に流行し、以前の流行状況のパターンと変わってきている。』
特に原因などに触れられておらず、現状を説明しているだけではありますが、これは結構個人的な妄想と合います。
コロナ前は感染症の流行サイクルというかパターンが『あるべき姿』に定着していたのではないのかということ。長い年月をかけて。
◇◇◇
まあ素人の妄想でしかないのですが、たとえば『Aという感染症のあとはBが流行しにくい(またはしやすい)』といったウイルス干渉なり交差免疫なりが1年の流行サイクルを形成していた、と考えられるのではなかろうか。
で、新型コロナによってそれが目茶苦茶になり、今という混沌とした状況がある。
◆おわりに
インフルエンザの不可解な流行について、『マスクを外したから』『免疫低下したから』といった説が見られます。
そのような影響は否定できませんが、個人的には『パターンが崩れたから』が最も強いのではなかろうかと思っています。
少なくとも『マスクがインフルエンザをほぼゼロに抑えていた』というのは期待しすぎじゃないですかね。
とはいえ、直近の埼玉はインフルエンザがヤバいことになってそうなので、マスクは着けまーす。(結局年中着けてる…。)