新型コロナワクチンの安全性について思うこと。
継続して懸念されている超過死亡。
その原因は不明ですが、個人的には新型コロナ感染の影響が強いだろうと推測しています。
とはいえ、ワクチンが原因だと推測している人もおり、私自身もワクチンの安全性には長いこと疑問を持っています。
今回の記事ではそのあたりを。短めに。
◆ワクチンの安全性主張について
新型コロナワクチンの安全性について、以下のような主張を見たことがあります。
『副反応として多数の疑い例が報告されているのは、むしろ安全性の根拠と成り得る。』
ツイッターでまあまあ影響力のある方の発言です。
『もしワクチンが危険であれば疑い例から因果関係が確認され、とっくに中止されているはず。』とのこと。
『報告数の多さから副反応についてはしっかりと管理(注視)されている。そのうえで因果関係が見いだせないから安全。』という感じだと思いますが、個人的には疑問があります。
◆注視されてる?
私の直接的な知り合いで、ワクチン接種後に激痩せし血小板数が異常値になり軽くぶつけたくらいでアザが出来るようになった方がいます。
私はタイミングとしてワクチンも疑うべきと考えますが、本人にも医者にもその気は全く無いようです。
日常生活は問題無さそうですが原因は不明とされ、今も月一くらいで通院し経過観察中です。
◇◇◇
それがワクチンによるものかはわかりません。
しかし、こんな例は多数あるのではないでしょうか。
一般人に『ワクチン後遺症』という概念がほぼ無いため、体調不良に対してワクチンを疑うことは稀でしょう。特に時間差で生じたようなものは。
まあ、実際に報告するのは医者でしょうが、疑うとしても『前例があるもの』くらいな気がします。憶測ですが。
優秀で誠実な医者ばかりではないでしょうし、面倒なんで報告しないってことは普通にあると思います。(少なくとも前述した知人の例は上がってないと思います。)
そう考えると、認識されている症状や数が過小評価という可能性は十分あり得ると思うんですが、どうなんでしょうね。
◆因果関係が見い出せないから安全?
当初因果関係が見い出せなかったのに現在は懸念されているものがあります。
それは、コロナ後遺症(long COVID)。
コロナ後遺症は始めの頃、概念がありませんでした。
一部の研究者の間で注目されていたくらいでしょう。
働けないほどの倦怠感、ブレインフォグ等。
原因は不明とされ精神疾患であるとされていたらしいです。
しかし、研究によりメカニズムの解明が進み、現在では『コロナ後遺症』として非常に広範な症状が認められています。
ワクチン後遺症についてコロナと同等の研究は行われているのでしょうか?
◆メカニズムの研究は行われているのか?
もしコロナと同じくらいワクチンの研究が行われれば、因果関係が明らかになるかもしれません。
既に『因果関係が否定できない』として死亡が認められている事実があります。
死ぬほどの影響があるのであれば、死なない程度の健康被害も生じているという推測は出来るでしょう。
◇◇◇
ちなみに、ガチの専門家が懸念するワクチンの危険性の多くは即効性のあるものではないと考えています。持病を憎悪させるようなことで短期的な影響はあるかもしれません。
心筋炎のリスク増、免疫機能の混乱、持続した場合のスパイクタンパク質の全身への影響、DNA混入、その他。
それらの懸念が事実だと仮定した場合、その危険性(中長期的なリスク)を認識出来るシステムは現在機能しているのでしょうか?
◆おわりに
ということで『副反応についてしっかりと管理(注視)されたうえで、因果関係が見い出せないから安全』という主張は、私にとっていまいち説得力がありません。
中長期的に生じ得るかもしれないリスクを、短期的な統計で判断するのは無理があると思うわけです。
なので、そのような懸念については妥当なプロセスでの検証が必須ではないでしょうか。
ワクチン様子見派の私はそう思います。
(いつまで様子見なんだよ…。)
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