55 悩みたい人
高校時代から心理学に興味があった。
大学で心理学を学ぶという選択も一瞬考えたが、心理士の仕事は向いてないと思っていたので選ばなかった。
でも10代の頃に好きだったことは大人になっても変わらないものだ。
40代半ばで精神的に病みそうになった時期、心のことを学び始めた。
どっぷりハマってセラピストや占いの資格をとった。
会話が苦手な私がカウンセリング的なことをするとは夢にも思わなかった。
ブログでモニターを募集して知らない人と会ったり、今考えるとよくやっていたなと思う。
結局仕事にはしなかったが、とても良い経験だった。
世の中には「悩みたい人」が結構沢山いる。
口では解決したいと言ってるのに、解決しそうになったら慌てて別の悩みを探し始める。
悩みを解決するよりも、悩んでいる状態の方がメリットがあるのだ。
悩んでいる方が優しくしてもらえる、悩んでいると一歩先に進まなくて済む、など人によって違うメリットがある。
悩みの解決法は、非常識な方法も含めると100個は書き出せると教わったことがある。
自分で書けないなら、誰かに手伝ってもらうといい。
出てきた解決策一つ一つに「恥ずかしい」「迷惑かける」と言いたくなる。
100個もあるのに1つも出来ないとしたら、もう「悩みたい」でしかないよね?
そこに自分で気付くのが大事なのだ。
悩むなという話ではない。
私もいつも何かしら悩んでいる(笑)
飽きるまでとことん悩む。
バカバカしくなってきて、どうでもよくなる。
そんな解決方法もある。