散歩のススメ、歩くことの精神史
『ウォークス 歩くことの精神史』レベッカ・ソルニット (翻訳)東辻 賢治郎
図書館本なので駆け足で読んでしまったが、本来はゆっくり歩るく速度で思索しなが読む本である。ここに現在最も注目されるソルニットの思想の精神史が語られている。
それは、現在の都市部では人が歩く場所が減らされているという。土地が所有され立ち入り禁止になり、あるいは関係者以外進入禁止だったり、道路は車のためのもので遊歩道も整備されていない。おまけにベンチは休む為というより街のインテリアとして飾られている