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日曜日の七時ごろ

『新しい森を見たければ、いつもより少し早起きして、日曜日の七時ごろ、プラハのウィルソン駅に行くことです。』
(カレル・チャペック「カレル・チャペックの日曜日」)

ウィルソン駅は現在「Prague Main Station」になり、プラハから各地方への列車は全てこのメインステーションから発車している。

Sázava(サーザヴァ:ガラス美術館へ行く前にSázavaからバスでČeský Šternberkのお城の見学へ行き再びバスで戻ろうするも行き先を間違えた挙句に次の戻りのバスが全く来ずSázavaに戻る頃には美術館は閉館していた)や、
Wien(ウィーン:プラハから列車で4時間程だが途中列車が停止し、チェコ語のアナウンスのため停止理由が全くわからず結局6時間程かかった。)や、Zlín(ズリーン:トーマス・バチャが工場や住宅など街全体を合理的且つ機能的に建設した建築群が広がる街)へ訪れるための列車に乗ったのもここからである。

日曜日の七時ごろは遠くに出かける用がない限り、眠りのなか。


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