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基本モジュール一覧〜Bujoの基本の「き」#1〜

こんにちは、レモンです。

Bujoに興味を持っていただき、ありがとうございます!
これから、Bujoの基本的な使い方を深掘りしていきます。
Bujoの基本的なやり方を誰でもわかりやすいように、書いたので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、あとはノートを買うだけで、Bujoを始めることができます!!
ぜひ最後まで読んでいってください!

合計で、約8,000文字と、長い文章構成になっているので、一つずつ時間がある時にセットアップしてみてください。

今すぐにやる必要もありません。Bujoを始めようと思った時に少しでも始められる知識をここで身につけていただけたらと思います。

「すき」を押して、後から振り返りやすいようにしておいてくれると僕は嬉しいですし、これを読んでくださっているあなたも、後から見返しやすくなります!
それでは、Bujoと共に送るあなたの新しい生活への一歩を踏み出してください!


Bujoの基本的な使い方

それではまずは基本的なBujoの使い方を見ていきましょう。

元々、Bujoはアメリカで開発されているので、説明する際に英語の方が伝わりやすかったりすることもあるので、英語の説明も載せています。そちらも併せて参考にしてみてください。

英語が読めないという方、ご安心ください。
日本語でもわかりやすい説明を僕がします!!
また、Bujoに関する公式本が日本語で出版されているので、ご自分で購入し、始める際に参考にするのもおすすめです。

僕が普段使っているBujoの中から実際にどのように使うことができるのかをお見せしながら、解説していこうと思います。

「この記事を読めば、Bujoを始められる!」とあなたに思っていただけることを目指して、書きました。
ぜひ、ご活用ください!

これから、読んでいく内容は、どのようにBujoを使っていくのであれ、”必ず”使うと思います。
なので、一つ一つ丁寧にやってみてください。

  • 目次

  • 未来の記録

  • 習慣の記録

  • 感謝の記録

  • 毎月の記録

  • 毎週の記録

  • 毎日の記録

英語版

  • Index

  • Future log

  • Habit tracker

  • Gratitude log

  • Monthly log

  • Weekly log

  • Daily log

英語版を読んでいただくとわかるように、「log」という言葉が頻繁に登場していることがわかると思います。
この”log”というのは、記録のことです。
ジャーナル、と呼びつつも、その機能は、日記の機能にだけではありません。
人生のあらゆる場面を”記録”し、将来の自分が頼れるデータにするのです。
未来の自分の予定を整理したり、自分が本当にするべきタスクだったのか、行くべき予定だったのかと、振り返ることもできます。

Bujoの真髄

Bujoをどのような構成で書いていくのかを、お話しする前に、Bujoの最大の原則をご紹介したいと思います。

Bujoの真髄とも言えるのが、今からご紹介する「バレット」です。
この「バレット」のルールに従うことで、とても楽に、メモを書いたり、予定を書いたりできるようになります。

これらのおかげで、Bujoが私たちにとって、よく機能しているのです。

青のペンを使うのが好きで、Bujoも青で書いています。

①「・」
これは、タスクを表すバレットです。
今日のTo-Doリストでやることを書いたり、やっておかなければならない家事を書いておいたりするのに使います。
結局この「・」は、「何か行動を起こす必要のあるもの」と覚えておいていただければ大丈夫です。

「⚪︎」
これは、予定を表すバレットです。
何か自分が参加したり、知っておく必要のあるイベントなどに、この「⚪︎」をつけておきます。
毎月の記録のカレンダー部分や毎日の記録では、これを多用することになります。

③「╳」
これは、「完了」を表すバレットです。
タスクを完了したり、イベントが終わったりしたときに使います。
「これって、タスクを消す時には使わないの?」と思った方、ご安心ください!
タスクやイベントなどを消したいときには、横向きの線「ーーーーー」で消すだけです。

④「>」と「<」
これは、タスクやイベントの移動を表しています。
右向き「>」になっている時は、その月の内のどこかへ移動したということ、左向き「<」になっているときには、来月以降に移動したということです。
印が右→に向くのは、開いているページ以降「→」の今月内に、移動したから。
印が左←に向くのは、開いているページよりも前「←」にある、「未来の記録」の、来月以降の欄に記入したから、と考えると覚えやすいです

⑤「*」
これは、最も重要なタスクであったり、将来の自分に注目して欲しいものにつけるバレットです。
例えば、締め切りが迫っている課題などがあって、必ずその日のうちに終わらせる必要があるものにつけ、必ず目に留まるようにします。
シンプルながら、目に留まる見た目なので便利です!

「ー」
これは、メモを表すキーです。
日中に思いついたことを書き留めるのに使います。
ふとした時に思いつく「アイデアや思考、感情、情報、欲しくなったもの」などを書き出すことで、脳がクリアになり、目の前のことに集中できるようになります。

目次 (Index)

目次とはあなたのBujo内にある情報を整理し後から見つけやすくするものです。

  1. 自分が作りたい分類を書く→「2月の記録」「習慣の記録」

  2. その内容が書かれているページ数を書く

だけです。


毎月の記録:1-2, 37-38
習慣の記録:3-4, 39-40
毎日の記録:5-36, 41-72

あとは、各ページの端っこに数字を書いておくだけでです!
たったこの一手間のおかげで、後から振り返ったり、情報をまとめたりすることが簡単になります。

目次があることで、「あれ、この内容って、どこに書いたっけ?」をなくすことができます。
僕は小説などのように、「最初のページから何が書かれているのか」を見る方が好みなので、
1-2ページ:1月の記録
3-15ページ:デイリーログ
16-17:2月の記録
18-35:デイリーログ
などのように、しています。

皆さんも自分にとって、振り返りやすくなるように改良してみてください。

目次・indexのサンプルです。字が汚いのはご容赦ください🙇🏻‍♂️

未来の記録 (Future log)

未来の記録とは、現在の月よりも先の月の予定を書いておく欄です。

  1. 見開き1ページを用意します。

  2. 横に線を引いて、1ページの中を、6つに分けます。

  3. 現在の月以降の6ヶ月分を書き入れます

あとは、先々の予定が分かり次第、ここに書き込むだけ!
これで、先の予定までも記録に残すことができ、「予定が重なってしまった!」などがありません。

「自分でわざわざそんなことをしなくても、普通のスケジュール帳を買って、3ヶ月後のページに行って、書いておけば良い」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし!

この未来の記録があることによって、できることがあるのです。それは、
最大で、半年分の予定を俯瞰できる
です!

僕の場合は、入試が終わる3月までの予定を俯瞰できるようにしていました。

これが、未来の記録をつける、最大の利点です。
「これからの自分は何をするのかなー」と眺めることで色々な事が分かってきます。

例えば、「数ヶ月後の週末はほとんど全て予定が詰まっている」ということが、未来の記録を確認することで、分かったとしましょう。

すると、この月には、いつも週末にやっていた、タスクをすることができないから、「平日の隙間時間で終わらせたほうがいいな」、とか、「今のうちにできることを見つけて、将来の自分が時間不足で苦しむのを未然に防ぐ」ことができるようになります。

未来の記録は、「将来の自分を助ける」ためであり、かつ、現在の自分に、「今を精一杯生きる」ように促してもくれます。

僕もこの手書きでする作業は手間に感じましたが、これを実践するようになってからは、将来の自分のためにも、「今」頑張ろうと思うことができるようになりました。

過去の僕は「宿題なんて、夏休みの最終日にまとめてやれば良い、と言って、遊び回っている少年」だったのです。

そんな僕でも、今では課題は出していますし、自分のスケジュールにある程度余裕を持たせることができています。

未来の自分のために、「今」ちょっと頑張ってみませんか?

毎月の記録 (Monthly log)

毎月の記録とは、その月の予定を俯瞰し、自分の予定の手綱を自分で握るためのツールです。

  1. 月と日付、曜日を書き込んでください。

  2. 全ての日付と曜日を書き込むのが手間に感じる方は、土・日や月・水・金などだけでも良いと思います。

  3. 予定しているイベントなどを丸ぽちで書き込む 「⚪︎」

  4. 予定が済んだら、「⚪︎」に✖️を書き込みます

以上です。

これだけで、あなたは、月々の予定に心を悩ませ、振り回されることなく、自分の人生を生きることができるようになります。

字が汚いのはいつものことですね笑自分が読めれば良いのです😤

毎月の予定を俯瞰し、予定の多寡を見極めることで、先々の予定に備えた行動をとることができるようになります。
自分の予定を忘れることがなくなり、「人と会うのに遅刻した!忘れていた!」などもなくなります。

習慣の記録 (Habit tracker)

習慣の記録とは、自分が理想としている習慣を身につけるサポートをしてくれるツールです。

  1. 身につけたい習慣を具体的にリストアップする

  2. 日にちを書き込む

  3. 習慣を実行したら、✖️を書いたり、チェックマーク✅を書いたり、色で塗り潰したりする

「Ankiと帰宅→push」今月やってないな😅

これで、あなたは、理想の習慣を身につけることができるようになります。
僕達の成功や成長は「その日にどれだけ頑張って仕事や勉強をしたか」ではなく「毎日行っている習慣」によって、左右されています。

1日だけ、10時間勉強したり仕事をしたりするだけでは、成長しませんよね?
成長のためには、良い習慣を身につけることが最も大切で、その習慣を形成する手助けをしてくれるのが、この「習慣の記録」です。

身に付けたい習慣を、時系列に並べ、自分が目標としていたことをできたら、その日のスペースに色を塗ったり、チェックマーク✅をつけたりすることで、自分が実行した習慣を可視化することができるようになります。

この記録はとても大切です。
自分が習慣化するのに苦労している原因を特定することができるからです。

習慣の進捗度合いを可視化することで、自分が理想とする行動ができていない日はすぐに明らかになります。

例えば、仕事や学校から帰ってきてから、少しでも運動する習慣を身につけたい、という場合に、
「帰宅🏠→手洗いうがい🧴→カバン🎒を片付け→運動🏋」
と言う流れを理想としているとしましょう。

「ここ最近は、良い流れで習慣化できていたのに、今日はできなかったな、なんでだろう?」
と思い、習慣の記録をみてみると、自分が習慣化できていない曜日に偏りがあるかもしれません。

なので、解決策として、次からは、〇〇の用事やタスクがある日には、帰ってからすぐに取り掛かれるように、朝のうちに運動の準備をしておいたり、運動メニューを軽めのものにして負荷を下げよう、ということができます。

こうすることで、身につけたいと思っている習慣を身につけやすくなります。文字にすると、一見簡単なように見えますが、実際には、習慣化できない自分にイライラしたり、周りの環境を言い訳にしようとしてしまいます。

ただ、心に留めておいていただきたいのは、「最初は小さな一歩を踏み出すことが大事なのだ」ということです。「千里の道も一歩から」と言いますよね。

はじめの一歩を踏み出すことが本当に大事なのです。

あなたは、今どんな習慣を思い浮かべていますか?ぜひ、それを習慣化しましょう!

感謝の記録 (Gratitude log)

感謝の記録とは、私達が日々受けている恩恵に目を向けるきっかけとなる時間です。

  1. 毎月の記録と同じように、一ヶ月の間の日付を書く

  2. 「・」を打つ

  3. あなたが今日感謝したことを一つ書く

だけです。

これは、私たちが毎日受けている恩恵に気がつくきっかけを作ってくれます。

僕らの身の回りは感謝するべきことで溢れている

いつの日か周囲の人にも良い影響を及ぼし、自分自身も幸せな、満ち足りた気分で過ごすことができるようになることでしょう。

あなたは、今日、何かに感謝の気持ちを抱きましたか?

友達や先生👨🏻‍🏫、通勤・通学でいつもすれ違う人、駅員さん、🚃バスの運転手さん🚌、お弁当を作ってくれるお母さん👩🏻・お父さん👨🏻・パートナー🧑‍🤝‍🧑等々

僕たちの身の回りの人や物への感謝に気がつけるかどうかは、僕達の生活の質をも左右します。

今日、あなたは、何に感謝しましたか?

小さなことにまで感謝できる人とそうでない人との違いは、「余裕」の有無です。
そして、「余裕」のある人は、ほとんどの場合、仕事や勉強ができ、私達が尊敬する人です。
想像してみてください。

  • 毎日卑屈になって、他人の粗探しばかりして、不平不満を言っている人

  • 毎日周囲の人に感謝の言葉を述べていて、周囲の雰囲気をポジティブなものにし、いつも謙虚で明るい人

この両者を比較した場合、どちらの方が、

人に好かれ、
周囲に良い影響を及ぼし、
仕事を任され、
気軽に声をかけてもらえ、
幸せに生活できる

と思いますか?

明らかですよね。後者です。
毎日、感謝していることを1つ書き出すだけです。
たったの1つで良いんです。
もちろん書きたい人は、3個書いても良いと思います。
毎日1つ描けるように慣れば、2つ3つと増やしていくことはできます。
毎日感謝するべきことを僕達は”必ず”受けています。
日々の小さな感謝に気がつけるようになるためのトレーニングとして、感謝を毎日1つずつ書いてみてください。

これから、感謝を書くあなたにも良いことが起こりますように🤞

毎週の記録 (Weekly log)

毎週の記録は、「これからの一週間何をするのか?」を明確にするツールです。

  1. 見開き1ページの中を7分割する

  2. その週の日付と曜日を書き込む

  3. それぞれの日に予定されているイベントなどがあれば、最初に書き込む

  4. 自分がその月の中でやる、と決めたことや、宿題がある場合に、それらを、この一週間で、どれほど進めるか、の計画をここに書きます

  5. 実際に一週間を過ごしてみて、実際にはどぐらい進んだのかを、振り返ります。

毎回この下の空欄に何を書こうか迷っています。良いアイデアがある人は教えてください!

毎週の記録を書くことの利点は、
週単位でタスクを決めるから、挫折しにくい
です!
これはどういうことかと言うと、

1週間の中で1日ぐらい失敗したりだらけたりする日があっても週単位で見ると目標に向けて進むことができるようになるからです。

何か思いがけない用事で1日が潰れてしまっても、その翌日やいざという時は週末の時間があるので、そこでできなかったタスクを挽回することができるようになっています。

なので、一度スケジュールに沿った行動ができなかったとしても、一週間単位で見ると、帳尻を合わせることができるので、やる気が下がることが少ないです。

また、一週間のタスクを全て消化して迎える週末はあなたの「自由な週末」です。

一週間頑張った自分にご褒美をあげてください。

好きなことをしてリラックスしたり、大切な人と一緒に時間を過ごしたり・・・
自分の好きなように過ごしてください。

毎日の記録 (Daily log)

毎日の記録とは、あなたもすでに始めているかもしれない、ToーDoリストのような物です。

  1. 日付と曜日を書く

  2. その日のうちに終わらせたいタスクを書く

  3. その日の内に起こるイベントに「⚪︎」をつけて、書き出す

  4. タスクに優先順位をつける

  5. 実際に行動する

  6. 日中、頭に思い浮かんだことがあったら「ー」を書いて、アイデアを書き留める

書き方が大雑把すぎか🤣

その日の内に何をする?
タスクの優先順位は?
何か人との予定がある?

など、1日の中で気になることは全てこの「毎日の記録」の中にあります。
GoogleCalenderなどのデジタルカレンダーも使いやすいですが、「1日を俯瞰する」という点において、デジタルよりもアナログのBujoの方が優れていると思います。

「バレットジャーナル良いな」と思った方へ

いかがだったでしょうか?

Bujoを始めてみたいと思っていただけたでしょうか?

最初は手間に感じることが多いですし、「なんでわざわざスケジュール帳を買ったりせず、全て自分で書かないといけないんだ」と思うかもしれません。

手書きだからこそ、このデジタル機器が普及した時代でのアドバンテージになりますし、自分オリジナルの手帳術を持っている、というのはとてもカッコいいと思います。

もちろん、手間に感じる人は、Bujoを極限までシンプルにすることもできます。
僕も、凝った装飾を描くのは得意ではありませんし、凝り始めるとキリがなさそうなので、シンプルなBujoを心がけています。

また、バレットジャーナルが公式に発売しているノート(ロイヒトトゥルム)を買えば、ある程度の手間を減らすことができるので、手間を減らしたい、という方は、そちらを購入するのもおすすめです。

正直僕もそれを書いたいのですが、学生が買うには少し、値が張るんですよね・・・
バレットジャーナル、というブランドに加え、ロイヒトトゥルムのノートなんですよ。
定価6,000円。高い・・

そんな高価なノートを使わなくても、最初はシンプルなもので、始めてみてください!ノートの値段でBujoの効果は決まりません。

「あなたが、どのように使うのか」で決まります。

今日を境に、Bujoを始めて、”あなたの人生”を歩み始めてみませんか?

わからないことがあれば、いつでもご相談ください!
コメント欄やメールで聞いていただけると、僕が力になれる範囲でお答えします。
メールアドレス↓
lemonlearn4yourself@gmail.com

日本語の書籍や、英語版のBujoのウェブサイトやYouTube動画、Bujoの公式サイト(英語)など、いろいろな情報源から得た知識を基にお答えします。

一緒にBujoを取り入れた生活を楽しんでいきましょう!!
あなたの力になれることを願っています。
それでは、また、次の記事でお会いしましょう。

参考

バレットジャーナル公式解説本

ブックオフにも売ってたりするので、中古の本を買う方は、そちらで探してみるのも良いと思います。

バレットジャーナルの公式ウェブサイト(英語版のみ)

バレットジャーナルを始めて生活が大きく変わった人や、おすすめの方法について書いてある、”ブログコーナー”がサイト内にあって、それを読んで興味をもったものを試してみるのも、面白いと思います。

Bujoの開発者ライダーのウェブサイト(英語版のみ)

Bujoを初めて書く方にオススメのアイテム!

手頃な価格ながら、長期間書くことに適しているので、先々の予定まで書き込むことができます!

Bujoをやってみたいけど、「まずは、短いものから始めてみたい」という方におすすめ!1-2ヶ月ほどで使いきれます。まずは、お試しを!

迷ったらこれ!無印良品の黒ボールペン。
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