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青黒魔導具変遷(2021~2024)【DMデッキヒストリー#2.5】
前回の青魔導具編の番外編として青黒魔導具の変遷をサンプルリストとともに振り返っていきます。
(一口に青黒魔導具とまとめましたが、青黒ガルラガン、青黒バンナイト、青黒ヴォゲンムの3つのデッキタイプに触れていきます。)
2021年
それまで魔導具デッキはデスザークをメインにした黒単とガリュミーズをメインにした青単しか存在しなかったが、2021年7月ガルラガンザークが登場したことで青黒ガルラガンというデッキタイプが誕生した。
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オリジナル、アドバンスともに環境上位とはいかなかったが、tier3程度の立ち位置は獲得し、ガルラガンザークというカードの強さが認知された。
2022年
青黒ガルラガンは王来編のカードパワーの上昇により環境から退いてしまい、その後しばらく環境に青黒の魔導具デッキが登場することはなかったが、2022年8月にクロニクルデッキ「零誕」が発売されると、新規カードとして龍月ドラグスザーク/龍獄殺が登場しアドバンスで青黒バンナイトというデッキタイプが成立した。
青黒バンナイトには2つの型があるためそれぞれ紹介していく。
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スコーラー型は、卍夜の降鳳祭と暗黒の暗闇市を複数枚使い最速2ターン目にスコーラーの着地を可能とした型で、ウキドゥや神の試練によりループも可能であり、受けデッキに対しても強く出ることが出来た。
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また、ガルラガンやヴォガイガを採用した純正魔導具型では、ガルラガンでターンを稼ぎドラグスザークで展開しつつ零龍の卍誕を狙う動きが基本であった。
そして、10月発売のデュエキングMAX2022ではゼニスザークが収録された。
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事前予想段階ではそこまで強くないだろうと言われていたが、発売されるとリソース獲得能力がかなり高いことが判明し、すぐに魔導具系全般に入り活躍することとなった。
しかし、デッキ全体としてカードパワーは低く、環境ではあまり活躍することは出来ませんでした。
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2023年
そして、2023年2月にヴォゲンムが登場。
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2023年始めは青魔導具が環境で活躍していましたが、3月にガルラガンザークが殿堂すると、パルテノンとブラッドゥでサガループに対しメタを張り、ヴォゲンムで早期にゼニスザークの着地を狙っていく青黒魔導具が登場し始めた。
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そして、8月にサガが殿堂入りするとパルテノンのようなメタカードが抜けて、ゼニスザークを使い回すドゥポイズや7月発売のビクトリーbestに収録されたボックドゥが採用されるようになり、明確に環境デッキとして認識され始めた。
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10月に行われたGP2023 2ndでは青黒魔導具が1位2位を取り、環境トップクラスのデッキであることが証明された。
さらにGP後に発売されたデュエキングMAX2023ではガリュザーク/「全て見えているぞ」と海底研究所という強化カードが収録され、もう一段階上の強さを獲得した。
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また、青黒バンナイトもガリュディアスモモミーズの登場により再度環境入りした。
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2024年
1月に行われた超CS福岡では青黒魔導具が準優勝と殿堂発表まで環境トップとして活躍し続けた。
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そして3月にゼニスザークが殿堂入り、神の試練がプレミアム殿堂入りとなってしまいデッキタイプとして青黒魔導具は消えてしまいました。
現在ではヴォゲンムを使ったデッキとして青黒魔導具のリペアが開拓されているようですが、ゼニスザークによるリソースが強いデッキだったので既存のリペアでは厳しいのではと考えています。
リペアするなら緑入れてヴォゲンム→ガリュザークからギガンディダノスをフシギバースで出したり、アーテルからヴォゲンム+ラビリピトを蘇生して全ハンデスを決めるような形にするのが良いのではないでしょうか。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は黒単デスザーク編を予定していますがその前にやりたい検証があるためそちらを先に執筆予定です、どうぞよろしく。