セクマイ友達と価値観を共有した。

先月新たに出会ったセクマイ友達と、1時間ほど語らった。セクマイあるあるから、マイノリティを排除しないコミュニケーションのあり方について、などなど。実に意義深い時間だった。

あちらは同い年にも関わらず、人文・哲学の分野で既に論文を書いている言わばプロフェッショナルである。だから少し身構えていた部分もあったのだが、蓋を開けてみればなんのことはなく、思考を深めながら沢山話すことができた。あちらが合わせてくれていたのかもしれないが。双方「楽しかった」と思えたので、いい時間だったと思う。

やはりそれでも感じるのは、インプットの量の差。専門用語が滑らかに出てくるのが、月並みな言い方ではあるが、かっこいい。思考の鍵がいくつもインストールされていて、それが強靭な論理の基盤になっている。ぜひ見習いたいと思った。

ひとつたどり着いた結論としては、「他者の靴を履く」道徳教育の重要性だ。自分がマイノリティだったら。道徳の授業の時間だけではなく、日々想像を巡らしてコミュニケーションの在り方を考えることが、マイノリティを無視しない社会を形成するのではないだろうか。

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